ロコ・モーション （著：藤井理乃） 乗り鉄な親友モコちゃんに影響されて、高校を一年留年してまでも鉄道乗務員への道を志したロコちゃん。 天竜助役の指導と小さな駅の懐事情という二段構えな厳しさの洗礼を受けつつも第一関門を突破したのはいいけれど、乗…

ほめよめ （著：黒渕かしこ） 今は亡き恋人への想いを抱き続けるうら若い女性と周囲の人々が織り成すドラマ…漫画に限らず物語のテーマとしては古典的な未亡人モノでありますが、そこへ老舗せんべい屋と天然ゴスロリ娘を掛け合わせることで程よくゆるいほんわ…

ふたりぽっぽ （著：山口舞子） 「これから先、ずっと一緒ってわけにもいかないのになぁ」 仲睦まじいぽっぽたちの姿を見やりつつ思わせぶりな言葉を呟く和ママさん。 「私と離れてこの世の終わりかってくらいしょんぼりしてくれるのなんて、くるだけだ」 母…

ひまじん （著：重野なおき） 女子のセーラー服姿に対する憧れには学生時代という眩しい青春の象徴という意味も含まれていて、世の男性諸氏にとっては特別なものだったりするのです。 「長そで出そうと思ったけど、クリーニングに出しちゃってて中学の時の服…

みそララ （著：宮原るり） 後からやれば何とでもなる、まだ大した状況じゃない…そんな油断が積み重なって、気がつけば取り返しのつかない事態に…。 社会人になってから分かる、あの足元から崩れ落ちそうな気持ちを丁寧に追体験させてくれるのは、世界が主人…

はこいり良品 （著：井上トモコ） 「そんなに片思いが楽しいんですかー？」 「放っといてくれ!!」 「私は両思いがいいなー。だからいっぺんつき合ってみません？」 はこいり良品 1 (まんがタイムコミックス)作者: 井上トモコ出版社/メーカー: 芳文社発売日: …

わかば先輩未満 （著：佐野妙） 配属されたてな黒崎さんの指導係な若葉さん、だけど当の本人も口さがない先輩から日々突っ込みを受けまくる若葉マークな立場だったりするという、中小お菓子会社を舞台にした、アットホームでありつつ甘いだけじゃないＯＬ奮…

みそララ （著：宮原るり） 体育会系営業女子・粟屋さんは今日も元気印なのはいいけど、今回はカジ先輩を始めとするローテンションな男性陣を前にして少々空回り気味。その上に自分…というより体育会系な人へのグチをタイミング悪く聞いてしまうという散々な…

ぽちゃぽちゃ水泳部 （著：遠山えま） そういやぽっちゃり系女子のカツ代ちゃんは、憧れの先輩と釣り合うように痩せるのが目標だったっけ…あゆたんの突発撮影会がなければ本人も忘れてそうでしたけど。 そんな初期設定を思い出させてくれる、コミックス発売…

『たまのこしかけ』（著：荻野眞弓） 35歳で独身で、マイペースな人生を謳歌する鉄分多めなたまこさん。恋に恋する乙女でいながら目の前の恋愛フラグを無自覚にスルーしてしまう幸の薄さは、タイムへのゲスト出演でも相変わらずです。 時刻表が愛読書な彼女…

『みそララ』（著：宮原るり） 「伝えたい想いがあって、話したいと思っていても、声にするのが難しい人もいるわ。だからちょっと待ってあげて」 「焦って言葉を奪ってはダメよ」 インタビュー初心者の麦みそさんのお相手となるのは、少々内気な職人さんとい…

『ふたりぽっぽ』（著：山口舞子） 桃ちゃんのもこもこお団子ヘアをキッカケに、髪型談義という女子らしいテーマで盛り上がる３人娘。 「こっちの方がいいよー。かわいい（はぁと）」 「これしきでかわいいだとぅ!? 世界中のかわいい者共に謝罪しろ!!」 本気…

『わさんぼん』（著：佐藤両々） 「…何でやろ、草餅やのに。草餅アホやのに。「ぼっちゃんぼっちゃん」言うてるし」 幼なじみの萩くんよりも気さくな草太くんのことが気になる自分の乙女心を持て余して仕方ない、眉毛がキュートな咲良ちゃん。 製菓学校での…

『だって愛してる』（著：むんこ） 怒涛のような出産騒ぎを乗り越えた後に待っているのは、見慣れたいつもの平穏な日々。けれど誰もが毎日少しずつ変わっていくのです。 街子さんの出産に伴うピンチを前にして皆が生の感情をむき出しにしてぶつかり合ったク…

『みそララ』（著：宮原るり） 色っぽい美人で仕事は有能で…と完璧超人を地で行く大島さんですが、精神的なダメージを発散すべくいたいけな後輩たちを生贄にする様を目の当たりにすると、背筋が凍るような恐ろしさを感じます。 以前の単行本で披露した呑みに…

『ラディカルホスピタル』（著：ひらのあゆ） 一般の人に向けた救急講習会へ借り出されたのは、榊＆里見先生という外科でも一二を争うテキトーコンビ。 とはいえ、かつて救命救急にいた榊先生は命を救うという言葉に人一倍敏感な面が時折見られますね。講習…

『だって愛してる』（著：むんこ） お腹に子供を抱えていても「母親だって女なんだよ…」と、乙女心を忘れない街子さんですけど、春一番にも負けない逞しさも忘れちゃいません。 …しかし、そんな周囲のお祝いアゲアゲなムードから一転、「１時間後、俺は父親…

『だって愛してる』（著：むんこ） カミさんの臨月その他色々で煮詰まった作家の尻を叩くのが編集者のお仕事ではありますが、作家の趣味に付き合うのも大事なお仕事の一環…そして気が付けば、いいトシした男４人が女装＆オネェ言葉でグチとか色々ぶっちゃけ…

『天子様が来る！』（著：安堂友子） ゲーヲタとしては見過ごせない、「ゲームセンターで不良に絡まれた、辛い思い出のある人しか入れない店」という冒頭のネタについて。 …ぶっちゃけ、不良がカモを探すような個人経営のゲーセンなんて、一昔前からのゲーセ…