さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがタイム2011年5月号 雑感あれこれ

たまのこしかけ』(著:荻野眞弓

35歳で独身で、マイペースな人生を謳歌する鉄分多めなたまこさん。恋に恋する乙女でいながら目の前の恋愛フラグを無自覚にスルーしてしまう幸の薄さは、タイムへのゲスト出演でも相変わらずです。
 
時刻表が愛読書な彼女だけあって、週末は愛しの夜行列車でのお泊り旅なのがいかにもですが、ダシの芳香に惑わされて急遽ぶらり途中下車の旅へと方向転換してしまう詰めの甘さと前向きさもたまこさんらしいスタイルですね。
 
「たくさん揺られて食べて見て、何て贅沢。
ひとり旅って、ちょっとさみしいくらいがちょうどいい」

…それって旅行だけの話じゃないのでは、なんて勘ぐるヒマもなく賑やかさに包まれるたまこさんを見ていると、お一人様生活の居心地よさをしみじみと感じてしまいますね。
このままでホントにいいのかは知りませんが。
 

みそララ』(著:宮原るり

「…もし書き手に別の意図があったら、発言とエピソードを上手く切り貼りしてミスリードさせたりもできるわけ。
例えば…悪人を善人に、善人を悪人に」

 
マース企画の女子会は、いつも通りの大島さん無双。特にツンデレで波乱万丈な経歴を持つ梨絵さんは格好の酒の肴となってしまってますが、そうやって面白がりながらも記事による表現の講義としても充実しているあたり、ベテランライター大島さんならではの年のこ…ゲフンゲフン。
 
「人の思いを記事にする」というありふれた難題に今日も正面からぶつかる麦みそさん。毎度悩んで七転八倒しながらも妥協はしない生真面目さが持ち味の彼女が造り出す記事はどんな色合いを見せるのか、お手並み拝見といきましょう。