さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがタイム2010年12月号 雑感あれこれ

『だって愛してる』(著:むんこ)

怒涛のような出産騒ぎを乗り越えた後に待っているのは、見慣れたいつもの平穏な日々。けれど誰もが毎日少しずつ変わっていくのです。
 
街子さんの出産に伴うピンチを前にして皆が生の感情をむき出しにしてぶつかり合ったクライマックスを経て辿りついたこの日常シーンを見るにつけ、本作が目指していたのは青臭くて体当たり勝負な熱血ぶりが懐かしい「昭和のホームドラマ」だったことが再確認されます。
 
子供ができても相変わらず相思相愛なこの夫婦はもとより、二人の娘・このはちゃんをはじめ、みんなの時間は確実に進んでいきます。
その行き先が、多くの人々の幸せと重なりますように。
 

『タマさん』(著:森ゆきなつ

「お…お願いっ、もう許して…。
こ…これ以上無理矢理されたら僕…(あっ)も…もう…壊れちゃうよォ…!」

 
お互いに頬を高潮させながら、体を重ね合わせて如月先生を責めたてる杏ちゃんですが、ただのストレッチでそこらの女の子よりも妖しいあえぎ声を上げられた日にゃ、ごく健全な女の子にとっては色んな意味でたまりません。
 
そんな如月先生の健気ながらも実りがなさそうな努力は置いといて、タマさんを筆頭にしたボス猫トーナメントで一気にバトル漫画化!? と思いきや、最高のマッサージ器と称された猫好き少女ふみかちゃんvs天然ねこジゴロな柊先生による、ご近所ネコたらし王選手権と相成りましたが、その結果は勝負にならないほどのうっとりテクニックで如月先生の圧勝となりました。
 
これをキッカケに、猫じゃらし道で通じるものがあるふみかちゃんと如月先生の交流が芽生える…かと思いきや、むしろライバル関係が生じてますますややこしい事になってるみたいですね。
 
…まあ一部の女子高生や猫たちにモテモテな独身男性が私の身近にいたら、間違いなく呪っているでしょうけどね。