4コマオタクにとって毎年恒例のイベントとなった4コマオブザイヤーは今回で7年目となりました。 4oty.net ※2023/1/2 リンク先修正 今年も4コマ雑誌界隈での厳しいニュースが多かったのですが、その一方で作品自体が不作という印象は薄いんですよね。natalie.…

4コマ漫画の格付けチェック…と呼ぶには単純な順位争いじゃ済まない4コマオタクの思い入れが迸る年末恒例行事が今年も開催されました。 4oty.net 濃い目のファン層を擁する上に今や「萌え系」の一言では収まらない懐の広さを持つまんがタイムきらら系列誌の作…

4コマ漫画オタクが推し4コマをノミネートしあう内輪の年末恒例行事…というには大分ボリュームアップしましたが、やってることは大体同じということで、今年（既に昨年ですが）も投票させてもらいました。 4oty.net …とはいえ、ここ最近は各投票者のコメント…

4コマオブザイヤー2017 2巻以降の単行本を対象にした部門がこちら。 続巻が出るタイミングが影響して新刊部門と票が割れたと思われる作品があるものの、その辺を厳密にすると投票基準がややこしくなっちゃうので仕方ないですね。 そんな状況でも躍進した『お…

4コマ漫画オタクにとっては恒例となった「4コマオブザイヤー」の集計結果が発表されました。（オブ「ジ」イヤーじゃね？というのはツッコまないのがお約束） 4コマオブザイヤー2017 メディアミックスが盛んな一方で出版不況が叫ばれる世の影響が直撃して、ア…

10/26に開催された阿佐ヶ谷ロフトの4コマトークへ行ってきました。 個人的には昨年8月に大阪で開催されたVol.19以来、久々の参加になります。 今回は『野村24時』の板倉梓先生をゲストに迎える一方、最終号が発売されて間もない『まんがくらぶオリジナル』の…

15年半の応援感謝！くらオリ最終号!! 「まんがくらぶオリジナル」は次号12月号をもって休刊いたします。 最終号、編集部総力でお届けいたします。 最後までどうぞよろしくお願いいたします。 まんがくらぶオリジナル休刊のニュースに対する、各界の反応 - To…

恋愛ラボ（著：宮原るり） 何だかんだ言いつつもヤンへの気持ちを自覚しだしたマキ＆幼い頃にナギを傷つけてしまった告白事件の真相を知ることになりそうなリコ。 主人公二人を巡る状況が大きく動き出したわけですが、ナギとヤンが初登場した頃から張られて…

死神さんが通りまス！（著：火ノ鹿たもん） 連載を途中から読み始めると、コミックス化されてないのがもどかしくて仕方ない作品ってありますよね。 人の死を淡々と見送るどころか生き甲斐を（無自覚に）与えてしまう死神と、死神の存在を知りながら運命に抗…

ウリとツメ（著：佐野妙） ウリとツメ 1 (バンブーコミックス)作者: 佐野妙出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2014/10/27メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見る可愛げのなさがコンプレックスになってる子が無自覚に見せる可愛さの破壊力は格別…

教壇のポラリス（著：鴨鍋かもつ） 「天川先生 天文台で働いてた時のこととか 昔のこと話す時 寂しそうだよ 何で杏たちに教えてくれるの？ 言いたくない辛いことじゃないの？」 「…忘れるのは簡単だけど それじゃ解決にならないから 今の私がどうしてここに…

『レーカン！』アニメ化とはめでたい。 ドラマCD化された作品はアニメ化されない…というジンクスはタイム系に当てはまらなかったというか、『恋愛ラボ』一本だけでアニメ化の流れが終わらないのはいい傾向ですね。ドラマCD レーカン!アーティスト: イメージ…

リコーダーとランドセル（著：東屋めめ） 最初に言っておきますが、なつみ姉登場回で私のテンションが上がるのは世間の理不尽さに立ち向かう彼女の健気さに心を打たれているのであって、彼女のルックスや背伸びしたがる性格のお子様っぷりに鼻の下を伸ばして…

ひらめけスイッチ（著：トフ子） 日々のトラブルにマクガイバー精神あふれる工作で挑戦する平目くんの発明日記…だったのが、気がつけば不思議系むちむち美人な小波さん＆朗らか天然つるぺたっ娘な梶木さんが無防備に覗かせるフェティッシュな魅力を楽しむと…

涙の数だけ輝いて！（著：柳瀬ルカ） やはりアイドル漫画はライバルからの妨害が入ってからが本番！…と思ってしまうのは、我ながら発想が昭和風味です。 今回の脅迫騒ぎは、なーちゃんたちの原点や他のアイドルたちのエピソードを掘り下げて描く良いきっかけ…

腹黒舞子さんとの京生活（著：樒屋涼） 腹黒舞子さんとの京生活(1) (バンブーコミックス)作者: 櫁屋涼出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2013/06/07メディア: コミックこの商品を含むブログ (9件) を見る半年以上ぶりで『くらぶ』に帰ってきた舞子さんと、彼女…

あれ？『警戒少女いちごちゃん』は…？ 天国のススメ！（著：宮成樂） 「おおおお前ものスゴクさかなだぞ!!」 以前から怪奇現象が大好きだったとはいえ、自身が怪奇現象になっても動じないどころか水を得た魚のようにはしゃぐ草間くんってば、何というかルビ…

孔明のヨメ（著：杜康潤） 襄陽を巡る暗闘の黒幕である軍師郭嘉と、その主君・曹操にスポットが当たった今回のお話。 孔明さんたちにとっては目下のライバルではあるものの、互いに直接の接点がないまま戦っているというのが戦略ゲームの面白さですね。 そし…

イヴ愛してる（著：伊藤黒介） 「俺は疲れちゃいねえけどさ 人間と心中するつもりだよ 俺は人のすべてを愛してるからな 衰えるのも滅ぶのも それが人間なら そこまで含めて愛するまでさ」 『イヴ愛してる』ってタイトルはそういう意味なのか〜…なんて思って…

よゆう酌々（著：辻灯子） 8月号でコタツの片付けをネタにするとは予想外（苦笑）ですが、戸田くんも女将さんを女性として意識する時が無いでもないという展開も少々予想外でしたね。 …しかし友人を手伝うというかイジり倒してる様子を見てると、今回は戸田…

増刊号が発売されると聞いて、コミックスが2巻しか出てない『父とヒゲゴリラと私』と、コミックス未発売の『ゴーゴーダイナマイツ』をメインに増刊を出すとか無茶しやがって…なんて思ってましたけど、実際に読んでみると、結構なんとかなるもんだな〜と思っ…

ポヨポヨ観察日記（著：樹るう） フッた男子と今まで通りに友達付き合いしちゃう萌さんに少々モヤモヤを感じてましたが、当の渡辺くんが描きおろし分で可愛いカノジョとの結婚式へご招待というサプライズでリベンジしたことで、何となく帳尻が合ったかもしれ…

本誌とほぼ同じ厚さという大盤振る舞いな別冊付録に惹かれて買ってみました。 竹や芳で現在活躍中＆最近ご無沙汰だった作家さんの最新作を楽しめるのは、４コマオタ的に侮れない一冊だと言えましょう。 うしろのカノジョ（著：佐野妙） ごくごく普通のOL・シ…

リコーダーとランドセル（著：東屋めめ） 沙夜さんがあつしくんの正体を知った時もそうでしたが、4コマ誌の看板タイトルにしては珍しくキャラ同士の関係を大胆に変化させてきますね。 HENTAIさんな吉岡先輩のフォローに奔走する日々の癒やしとなっていた沙夜…

恋愛ラボ（著：宮原るり） ここ最近の騒動を見てて、ヤンくんってば初登場した頃から完璧主義者のくせしてドジっ子属性高めだったのを思い出しちゃいました。 そういうところで似たもの同士なマキとはつくづくいいコンビなんですが、他人はもとより自分の気…

ナノレンジャー（著：渡辺伊織） 囚われのヒロインを救うべく馳せ参じるヒーローというにはツッコミどころが多すぎる…そんなヒメくんの拉致騒ぎは、ヤンキーも腰を抜かすブチ切れきらりんを前にしても怯まないヒメくんのタフさ、自分の困った趣味を満足させ…

本の町の看板娘（著：山田古都子） どこにでもあるけど誰かにとっては特別な、まるでお気に入りの本と出会うみたいに何気なくて暖かな人間模様を見つめてきたみすずちゃんのお話は、ここで終幕と相成りました。 カラーページをもらえる機会も多かったので結…

じょしもん（著：重野なおき） 芳文社名物リニューアル期の最終回ラッシュからは、本作も逃れられなかったようですね…。じょしもん (4) (まんがタイムコミックス)作者: 重野なおき出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2014/06/07メディア: コミックこの商品を含…

今日のノルマさん（著：ふかさくえみ） 蝶よ花よと育てられた箱入り娘から普通の女の子になるべく頑張るノルマさんが、昨年末のくらオリ読み切りゲストを経て、ライオリでの新連載として再登場しました。 初めてのことだらけな世界をひとつひとつノルマを埋…

あんばらんすりー！（著：黒渕かしこ） 先月号で背が大きいけど気が小さい歌姫ことはちゃんを仲間に加え、アイドルユニットとしてのデビューに向けてマイペースに前進中のひまりちゃんたちですが、ここにきて元国民的アイドルだったヤエちゃん社長の鶴の一声…