『キングコング 髑髏島の巨神』は、概ね『けものフレンズ』である
この週末は『キングコング 髑髏島の巨神』と『けものフレンズ』最終話を立て続けに観て、その面白さに打ちのめされていたのですが、ショックが落ち着いて考えてみると、両作品にはいくつもの共通項があるんですよね。
キングコング
・古典的なテーマ(怪獣サバイバルホラー)を、CGを駆使した現代的な作品として再構築。
・さりげなく散りばめた伏線をクライマックスで隙なく回収する周到さと、難しいことを考えなくても楽しめる気楽さを両立させるドラマ作り。
・劇中では断片的にしか描写されないけれど、端々に登場キャラや背景世界の緻密な作り込みを感じさせる世界観。
・外界から隔絶した島で、個性的なけものたちがどったんばったん大騒ぎ。
・ラストで続編の可能性が仄めかされる。
けものフレンズ
・古典的なテーマ(バディもの&ロードムービー)を、CGを駆使した現代的な作品として再構築。
・さりげなく散りばめた伏線をクライマックスで隙なく回収する周到さと、難しいことを考えなくても楽しめる気楽さを両立させるドラマ作り。
・劇中では断片的にしか描写されないけれど、端々に登場キャラや背景世界の緻密な作り込みを感じさせる世界観。
・外界から隔絶した島で、個性的なけものたちがどったんばったん大騒ぎ。
・ラストで続編の可能性が仄めかされる。
ここまで共通項が多いと『キングコング 髑髏島の巨神』は劇場版『けものフレンズ』である!
と言い切っても差し支えないんじゃないでしょうか。
…「でしょうか」じゃねぇよ。