まんがライフオリジナル2011年6月号 雑感あれこれ
惑い星と花 (著:野広実由)
中1女子 顔はまだ子供なのに ちぐはぐに育つ私の身体
「いやらしい」
昨年『まんがぶらふオリジナル』で発表された同人作品が突然の登場。
それも3ヶ月連続掲載とは、正直言って意表を突かれました。
『ぶらオリ』では2ページだけの作品でしたが、本誌では6ページとボリュームアップ。
単純な絵としての表現は若干控えめになりましたが、テーマ的にはむしろより直接的になった印象があります。
”女”になりつつある”少女”の不安定さをかなり思い切った形で描いた本作、全3回という予定という舞台でどう展開していくのかが非常に楽しみです。
ふたごもんじゃ (著:矢直ちなみ)
コミックス発売記念企画の『とりかえっこ4コマ』で描かれた、矢直先生筆による『遠野モノがたり』の座敷童子&なのかさんが可愛すぎて抱きしめたくなるんですがどうしましょう。
- 作者: 矢直ちなみ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2011/05/27
- メディア: コミック
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- 作者: 小坂俊史
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「香乃がワンピースにこだわるなんて意外…」「ねー。スカート系キライじゃん」
「好きだよ。フリルが苦手なだけ。シンプルなのが好きなの」
小学生でも…いや、だからこそビミョーな違いが気になる女心。
「作ってママ」「うんっ」
「なんだ? 弟か? 妹か?」
…ビミョーな機微を読めないパパは、実に分かり易いオトコの人ですね。
いちいち聞かんでも、この夫婦ならフツーに子作(以下略)
そんな家族の中にあって乙女心を維持すべく悪戦苦闘する奈乃ちゃんではありましたが、お友達である鈴ちゃんにもらった魔法の呪文であっさり解決。
”お姫様”ってキーワードの威力は絶大だったようですが、シンプルな分だけ歯止めがかからないようですね。
どうせ次回が掲載される頃には飽きてそうですけどね。