まんがスペシャル2012年2月号 雑感あれこれ

恋愛ラボ　（著：宮原るり）

ヤンやナギとのあれやこれやですっかり情緒不安定なマキ＆リコに振り回されっぱなしな藤女生徒会で一人気を吐く我らがエノ。
しかしリーダーシップを発揮するどころか、普段のお子様チックな意地っ張りの末、ふと気が付けば苦手なバスへ一人乗り込んでたという罰ゲーム的ピンチに陥るあたりは実に鮮やかな自爆っぷり。
　
…なんて言ってる場合じゃないエノの窮地を救ったのは、大人しげなルックスの奥に意外な大胆さを秘めていた親切少年でありました。
（酔って吐きそうなんて恥ずかしくて言えないっ）「だ…大丈夫です…」
「運転手さん！　すみませんが、ここで降ろしてもらえませんか？」
「どうかしましたか？」「えーと…あっ僕、ウンコしたいんです!!」
　
いい人だけど何故か残念感が漂う親切少年でありましたが、負けずに残念なエノとは色々通じるものがある様子。どうやらエノにも遂に恋愛フラグが立ったみたいですね。
今後再会するチャンスを控えたこの二人を応援してあげたいと思う一方、残念キャラ度合いやふわふわ砂糖菓子の髪とかのセンスで通じ合ってしまうボケ×ボケカップルが成立した時のことを考えると、正直不安しか感じられないのですが…。