まんがくらぶオリジナル2012年2月号 雑感あれこれ
ラジ娘のひみつ (著:小坂俊史)
「そ…それではここでおハガキです。(もじもじ)え――…東京都武蔵野市の」
ああああ、これは確かに合格するわ!!
ラジオじゃ1ミリも伝わらないうえマイクに全然音入らねえけどな!!
降板した名物ラジオDJのピンチヒッターとしてスタジオに現れたのは、引っ込み思案で口下手な美少女でありました。
「ラジオの前の皆さん、聞いてますか――」「もうちょっと強めに言ってみようか」
「他にやる事のないヒマ人ども!! 聞いとるかー!!」「そーゆー事じゃねえよっ!!」
そんなあいりちゃんでしたが、いざ本番となれば毒マムシ三太夫氏をリスペクトした芸風でリスナーだけでなくスタジオの度肝を抜く始末。
ピントはズレてるけど努力家な美少女でありながら萌えとは程遠いあたりは正に小坂先生らしいですが、あいりちゃん自身は結構可愛く描かれてるのが勿体ないというか、逆においしいというか…。