まんがタウン2013年9月号 雑感あれこれ
てんしんらん漫! (原作:天津・向清太朗 作画:柚原有里)
「私 将来漫才師になりたいのに 勉強なんて必要ないんじゃない?」
「ふぅん… 漫才師のツッコミはボケを正しく直す仕事
正解を知ってなきゃツッコめないと思うけど?」
「俺の仲間に喧嘩売ってんのか? え? かっこいいお兄ちゃんよォ」
「…っ!? 俺のことをお兄ちゃんと呼んでいいのはマリアだけ……!
そのマリアの特権を潰す輩はどいつだ…!?」
片や芸人としての自覚が学生生活を引き締めることとなるナオちゃん、片やピンチをきっかけにシスコンぶりをますますこじらせるタクミ兄ちゃん…日常生活の中で得るものがこうも異なるあたり、何が間違ってしまったのか…。
原作はお笑い芸人、作画担当は声優という異色の新人4コマ作家コンビによる作品が、2本立てというイチオシ体制でプッシュされる程にウケてるのは面白い状況ですね。
異分野にいた作家さんたちが参加することで4コマ界隈が活性化する流れが出来たら面白いことになりそうですが…そうした展望も含めて、本作には今後も注目していきたいですね。