まんがライフオリジナル2011年10月号 雑感あれこれ

ひみつの花園　（著：みなづき忍）

思えば本来男子禁制だった第二花園寮へ青葉君が住み込むことになったのは理事長である祖父のお達しだったわけですが、話題にはなっても一向に顔を見せなかった理事長が突然登場！
…とは言え物語の転換点でも何でもなく、ただ孫に構ってほしかっただけっぽいあたりにこの理事長のノリの軽さが伺えますね。
　
黙ってりゃダンディーで社会的地位もありながら、孫や学生にじゃれついてはお説教されるこの爺様を見ていると、青葉君がこれだけしっかり者に成長したのも何となく納得です。
　
「父と姉ちゃんもムダにテンション高いから………その血が俺の中にも…」
「「15歳くらいで覚醒するよ」」
恐るべき将来の予感に戦慄する青葉君ではありますが、幼い頃からツッコミを入れる相手に事欠かないという一種の英才教育を受けてきたわけで…。