まんがくらぶ2011年2月号 雑感あれこれ
『シークレット5』(著:真枝アキ)
海千山千の輩がひしめく芸能界、正直なだけじゃビッグになれないものなのです…とはいっても限度があるだろ。
4人組アイドルユニット「シークレット5」は、その名前すらデビュー前にメンバーが1名脱退した名残という筋金入りのワケありユニット。
メンバー同士の仲がいいのも、全員が叩けばほこりの出る身という共犯者意識のお陰でしょうか。
メンバー中で一番の常識人かつ最大のツッコミどころの女装アイドルしいな(本名:四郎)さん。
とんだ仮面生活を歩む羽目になった彼も、気がつけば誰より自然に勤勉にアイドルとして成長していく姿を見ると、強引というか容赦ない事務所の抜擢は見事図に当たったというべきでしょう。
…そんな境遇に馴染みすぎた葛藤に悶えるしいなさんは置いといて。
『オトウフようちえん』(著:オトウフ)
「くりー、おいで。おとしだまあげるよ」
「あっ、このかんしょくはおさつ!?」
そこで出てくるかたたたきけん&切手シート。正月早々弄ばれたくりちゃんには災難でしたが、子供で遊ぶのは親にとっての特権なので仕方ない。
ところで今回は福笑いやらお餅やら、ぽんちゃんトコの猫が出ずっぱりですが、やたらと伸びるわふくらむわ…かわいいことはかわいいけど、これは本当に猫なのか疑いたくなるUMAぶりですなぁ。
まあ人間だってふくらんだり(横に)伸びたりしてるようですが。
「くっちゃね」「くっちゃね」「くっちゃね」「くっちゃね」
「キーッ」
うら若き女性としては辛いところではあるものの、お陰で子供たちにモテたりと保母さんならではのジレンマに苦しむところ…と思いきや、子供たちからの手荒なモテっぷりではそれどころじゃないようですね。