まんがタイムファミリー2014年3月号 雑感あれこれ

ダ・ヴィンチ系女子高生　（著：駒倉葛尾）

現代からタイムスリップした女子高生が、ルネッサンス期を代表する天才レオナルド・ダ・ヴィンチの様々な姿に驚いたり呆れたり幻滅したりと、歴史パロディ＆異文化交流という濃い目の設定で攻める本作ですが、黒中さんが若き日のレオナルドと出会ったことで、遂にラブコメ要素も加わることになるかと思いきや、
　
「それは多分 女とか以前に 人間とも思われてないからです…」
　
セリフ：レオナルドが身を固めれば この苦しみから開放される…
「それだけは絶対ない あんな性格」
　
…若き日のレオナルドさんってば恋愛どころじゃないコミュ障だったご様子。
傍から見ている分には面白いけど、相手をさせられる黒中さんや義母のフランチェスカさんにとっては厄介きわまる自意識過剰なこのダメ青年をどう躾けるかが当面のテーマみたいだったり、歴史的偉人がここまでテキトーに扱われるのはいっそ痛快ですね。