まんがくらぶ2013年6月号 雑感あれこれ
ぶらりの本棚 (著:井ノ上ふき)
鈴町図書館で働く人型検索システム・ぶらりさんと、読書量とやる気は申し分ないけど人前に出る勇気は足りないボランティアスタッフ・紗世ちゃんが前回から引き続いて挑むのは、本に全然興味がないモトカさんの顔にくっついた本を取るという、どうにも掴みどころのないお仕事。
「モトカが興味を持ったら取れた…磁石のN極S極のようなものでしょうか」「なるほど…」
「紗世が本の話をしたおかげですね」「ぶらりも話してたじゃない」
「私 説明はしましたが…紗世はそれだけじゃなかったでしょう」
ぶらりさん&紗世ちゃんが出くわすSF(スコシフシギ)な事件を解決する鍵は、誠実な二人が来館者のためひたむきに頑張ることにあるみたいですね。
この凸凹な二人三脚コンビが次なるトラブルへ挑む姿を、もう一度…と言わず読んでみたいものです。