まんがタウン2012年12月号 雑感あれこれ
偽装男子 (著:東屋めめ)
男嫌いなあやかちゃんのお母さんの目をごまかすための女装がバレてしまって、みずき君大ピンチ!
そんなクライマックスで初の表紙を飾った本作でありますが、コミックス1巻分に収まるところで完結したのはちょうどいいかもしれませんね。
みずき君だけならともかく勘違い女装野郎どもにまで付きまとわれるあやかちゃんの難儀な日々は確かに面白いんですが、身も蓋もないことを言ってしまうと、割と早い段階からネタ切れ気味だった感は否めません。
お母さんのチェックを女装でかわすみずき君、彼に振り回されるあやかちゃん、そしてあやかちゃんに合わせて(笑)女装してしまう野郎ども、そんな自分でシチュエーションを作らず、周囲の状況に合わせるキャラばかりが集まってしまったのが話を広げられずに終わってしまった要因ではないでしょうか。
…なんてもっともらしい事を書いちゃいましたが、実は最初からこれくらいのボリュームで締めるつもりだったとか言われちゃったら、偉そうに色々書いた私ゃ赤っ恥ですね(苦笑)。