まんがライフ2012年11月号 雑感あれこれ

お姉ちゃんが来た　（著：安西理晃）

「昼に撮った朋くんの写真に幽霊が写ってる」「え!?」
「朋くんとツーショットなんてずるい!! 幽霊め!!」「そこ!?」
　
幽霊がライバル（？）でも一向に朋くん愛がブレない一香お姉ちゃんはいつも通りなんですが、負けずにマイペースなお母さんも相当なもの。そして幽霊と話ができる霊感キャラな伯母さんもいるそうで、一香ちゃんの家系ってばどんだけネタ的な意味で人材豊富なんでしょうか。
　
一方、今回の事件に関係なさそうだった自称「世界一の美少年」美鶴くんでしたが、大人への怪談を登り損ねたりして（ムダに）熱い青春を過ごしていた様子。
「家でねーちゃん達の下着見慣れてるし、パンツなんか見ても面白くねぇ」
…分かってねぇ…分かってねぇよ美鶴くんのイトコ！
身内の下着とヨソの女の子のパンツとでは意味も有難みも別物なんだよぉ！
　
そして今回は二本立て。本作における数少ない常識人にしてツッコミ役…そして何かと損な役回りのマリナっちが特別編の主役を務めていますけど、少女趣味を否定されるわ、定番ネタになりつつある乳ビンタを連打で受けつつ説教されるわと、いつも以上にロクでもない扱いを受けてるように見えるのは気のせいでしょうか…。