まんがタイムオリジナル2012年8月号 雑感あれこれ

30周年記念号ということで『記念号の表紙たち』を紹介しながらの歴代作家陣による色紙プレゼント企画をやってますが、こうして見ると十年前の記念号でも看板を務めていたラディホスの安定感が際立ちますね。
　

ラディカル・ホスピタル　（著：ひらのあゆ）

眉毛ひとつでマッキーの平安時代トリビアやら自然の定義やら、どんどん話を転がしていくのはいかにも本作らしいところ。
しかし女性の眉毛に関する話題で榊先生にガン見されるわ、同僚にナチュラル眉毛メイクをされるがままで施されたりといった山下さんのナチュラルっぷりがちょっと可愛かったりして。
　
「人間が必死で生き抜こうとするのも自然な事だと思いませんか？」
「なーるほど」「ある医師の受け売りですがね」
　
流行りのメイクと自然に抗う人の生き様へ同じくらい真面目に向き合って悩んじゃうあたり、相棒の景山先生に劣らず生真面目なところがある榊先生ですが、美味しいお酒と肴があれば悩みが解消されちゃうのもらしいですね。
…そして相も変わらず彼女もちの患者さんを相手に空気を読めないのもらしい…と言うのはかわいそうか。