まんがくらぶ2011年7月号 雑感あれこれ

森田さんは無口　（著：佐野妙）

友人に恵まれているのはいいけれど、時にその好意が重いこともあるのです…物理的な意味で。
（花ちゃんは…いい匂い）
「どどどーしたの？　何っ？　なにー？」
抱き付きあってジャレあう女の子たちの姿は子猫みたいに賑やかで、青春真っ盛りな華やかさを感じますね。けど４の字固めをかけてる姿はどっちかってーと男子学生っぽいですよ美樹ちゃん。
　

そして気が付けば、『森田さん』が７月からTVアニメ放映開始されるそうで。
　
結構楽しみではあるんですが、深夜の５分枠TVアニメってかなり珍しい形態ですよね。『くらぶ』『MOMO』合わせても月10ページ少々という連載ペースを考えれば丁度いいかもしれませんけど。
　

かよちゃんの荷物　（著：雁須磨子）

気分というか巡りあわせというかノリと勢いで始まった手作りギョーザパーティー。
天敵なんだか息ピッタリなんだかな店長さんと、かなり年下でオタ入ってるけど純朴なアニメこと北王子君という男性二人の間で揺れる、ビミョーな年頃であるかよちゃんの女心は未だに着地点を見出せない様子です。
　
（やっ…やっぱり駄目だよかよちゃん。こんな…こんな人をためすみたいな的なこと…）
友人のひとみさんがヤキモキするのも無理はない恋愛バランスゲーム…の渦中にいることを自覚してないかよちゃんのお気楽ぶりには呆れると同時に、いい年こいて独身ライフを謳歌する自分の姿が変にダブってしまいます。
　
そんな楽しそうでありながらも将来が心配なかよちゃんのお話はここで幕引き。
最終回なのに劇的な要素はまるでありませんが、このマイペースな物語においては丁度いいかもしれませんね。