さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがタイムジャンボ2011年6月号 雑感あれこれ

炊飯器少女コメコ (著:うず)

貧乏学生を地で行くたけるくんが実家から届いた荷物を開封すると、中から出てきたのは女の子。
「尊へ、ちゃんとごはん食べてますか。お母さん心配なので炊飯器作りました。
可愛い女の子の形で嬉しいですね。母より」

…尊くんは女の子形の炊飯器という点に驚くよりも、他にお母様へ突っ込みを入れるポイントが山ほどあるんじゃないでしょうか。
 
米を炊く能力はその辺のナベより頼りない炊飯器少女のコメコちゃんですが、図太さと格闘能力は世間を生き抜くために十分なタフさを持ち合わせている模様。人なら脳が収まってる箇所で米を炊くのは伊達じゃないですね。
いや、炊けてないけど。
 
絵柄は可愛いけど内容は隙なく酷いこの作品、3ヶ月連続ゲストの間に尊くんがどれほど苦労させられるかが実に楽しみですね。
 

花の任侠物語 (著:火ノ鹿たもん)

「静花は平凡な生活に憧れております。
休み時間の他愛ないおしゃべり、雑誌広げて乙女談義、静花のささやかな夢…」

 
静花お嬢さんはヤクザ屋さんの箱入り娘。周囲の強面で優しい…というか甘々な大人たちに蝶よ花よと育てられ、純で素直な女の子として育ったのはいいものの、その浮世離れぶりは誰も突っ込む人がいないまま取り返しの付かないレベルに達していたり。
「友達同士で花札したり杯かわしてみたり、チャカの見せっこ」
「お嬢…カタギの女子高生はチャカ持ってませんぜ」

 
深窓の令嬢が大きなギャップを抱えて一般世間へ飛び込むという定番な導入部ではありますが、憧れていた学生生活への期待で思わず制服を「ぎゅ」ってしちゃう静花お嬢さんを見ると、このピュアな可愛さがあれば何とでもなりそうですね。