まんがくらぶ2011年6月号 雑感あれこれ

お風呂のアレ（著：山野りんりん）

『ナギーにおまかせ！』のスピンオフながら、元の作品を知らなくても問題ないのが実に親切設計ですね。

ナギーにおまかせ! (バンブー・コミックス)

お風呂大好きOLさんに巨乳ロリ娘といった、全編女子の入浴シーンということで肌色率が非常に高いのですが、意外と色っぽさを感じないのは全編に漂うのほほんさ所以でしょうか。
　
結構前から散発的にゲスト掲載されてきた本作がここにきて短期集中連載となったのはコミックス化のフラグ？
…と期待したいところです。
　

ひみつのおねえちゃん（著：藤生）

「いいかい、ぶっちゃけまんが家は下手でもつまらなくてもいい。
手が早くて量産できて〆切りさえ確実に守ることができれば誰でも生き残れる。それをよく覚えておきなさい」
少女漫画家を目指して雑誌投稿に励む女子中学生へ向けた先人の真摯なアドバイス。エンターテイメントでメシを食うのも楽じゃねぇなあ。
　
素直でまじめな少女が漫画家を目指すというシチュエーションはネタの鉱脈として申し分なさそうですが、このネタを続けていくと藤生先生の身もフタもない暗部がズンドコ掘り起こされていくことになりそうなんで、本人のためにもほどほどにした方がよさそうですね。
…それはそれで面白そうだけど。