さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがタイムファミリー2011年6月号 雑感あれこれ

ぽちゃぽちゃ水泳部』(著:遠山えま

まったりゆるゆるが信条の本作としては珍しく、いつにない鋭い眼差しのカツ代ちゃん。
「カツの身が細くて衣の味しかしない!! 値段も若干高めで抵抗がある!!
やり直し!!

家業であるトンカツ屋の新メニュー開発にあたって部活では見せたことのない真剣さを漂わせております。
 
なんて思ってたら、部室の掃除中に発掘されたアルバムで知った太ましくも偉大な先輩の存在に、「同じぽっちゃりとして…運命を感じる…」とにわかに血がたぎったカツ代ちゃんのスポ根スイッチ全開な気迫でダレダレだった部長たちを巻き込んだ猛練習が始まったりと、まるでスポーツ部活マンガを読んでる気分です。
 
そんな熱意が実って、カツ代ちゃんちの新メニューは見事に大ヒット! …ん?
 
結局いつものノリで終了してしまいましたが、最後のコマでさりげなく今後へつながりそうな伏線があったりと、部活的にも無駄ではなかったようですね。
 

『ともえ一本勝負!』(著:芦浦だんご)

柔道一直線だった女子高時代で体育会系ライフが骨身に染み着いた友恵ちゃん。
いつもすっぴんでジャージ姿、「おまえは女白帯だーっ!!」などと友人からツッコまれてしまう彼女だって、好きな先輩をちょっとしたデートへ誘ったりする乙女心も持ち合わせているのです。
 
熱意はあっても女子力ゼロな友恵ちゃんではありますが、友人たちのサポートの甲斐あって真っ当な女の子として社会復帰する姿には感動すら感じます。
けれどデートのリハーサルという女子らしいシチュエーションがなぜこうも暑苦しくなってしまうんでしょうか。
 
そんな努力が実った…かどうかはビミョーなところですが、恋に向かってがむしゃらに突っ走る友恵ちゃんの一生懸命さを見てると、彼女を放っておけない友人たちの気持ちも分かりますね。