まんがタイムジャンボ2011年5月号 雑感あれこれ
『パドラーズハイ』(著:水屋杏里)
勢い任せなゆーゆを軸に勢い任せで結成されたラフティングチーム「いちごケーキ」、思い返せば辛かったり悔しかった事もあるけれど、仲間たちと一緒に頑張った思い出は女の子たちの運命を変えてしまうほどの楽しさでした。
…と、スポーツ漫画としては悪くない締めではありますが、コミックス1巻が出てから半年足らず、大会が終わってからの新展開を期待してた矢先に終了というのはもったいない限りです。
- 作者: 水屋杏里
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/12/07
- メディア: コミック
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4コマ業界だと本作に限ったことじゃないですが。
『半透明勤務 薄井さん』(著:来瀬ナオ)
桜が儚く散るさまを見て涙するほど純粋な新入社員の麻生さんと、そんな彼女を儚く元気に出迎える健気な地縛霊社員薄井さん、そんなフレッシュなOLコンビと「飲めればいいよね」「飲めればいい」という優しくもやさぐれ気味な先輩たちによる、麻生さん歓迎会兼プチ花見の開始。
基本的には麻生さんと薄井さんの仲良しぶりを愛でるほんわか漫画ではありますが、
「風に髪、なびかないんだ…」
何気ないところで違う世界に住む人だということを否応なく実感させられる場面があったりと、無邪気に楽しむだけとはいかない一面もありますが、読んでいて暗さを感じないのは主人公ふたりのハツラツさのお陰でしょうか。