まんがライフMOMO2011年3月号 雑感あれこれ
『おうちでごはん』(著:スズキユカ)
メガネでマジメな瓜沢さんが女性連れ! …と思ったら、見た目も中身も瓜二つな実のお姉さんだったというありがちなオチで残念…と思ったら、このお姉さんってば、お堅いように見えてもお酒とスゥイーツで心の防壁が面白いようにポロポロはがれるモロさからくる落差が可愛いヒトでした。
「ふがいない! あなたのせいで、どれだけ私が…(グビビビビビ)」
「オレンジのソルベです」「鶏のオレンジ煮です」「締めはパスタで」
なんという逆ハーレム。
美味しさは万人を征服するといったところでしょうか。
わりかし謎のヒトだった瓜沢さんも色々苦労はしてるようですが、お姉さんの事をさほど迷惑がってなさそうなのは彼女の苦労を分かってるからか、無防備な寝顔にほだされたんだか。
『まぐばぐ』(著:東屋めめ)
生態不明な謎のクリーチャーでありながら、親子みたいに懐かれて、好きな女の子との架け橋になって、今やヒロシくんの生活に欠かせない存在となった虫娘たちですが、どれだけ愛着があっても彼女(?)たちが異分子であるのは紛れのない事実でもあるわけで。
「俺が…ずっと世話して、ずっと一緒で…」
「飼育にかかった費用、全部出してくれるってぇ」「くっっ、卑怯な!」
いや、ヒロシくんも生活しなきゃならんし…なんて言う前に、お互いがうまく生きていく為には考えるべきことも色々あるというか、虫娘とヒロシくんの蜜月もそろそろ終幕といった感じです。