まんがタイムスペシャル2011年3月号 雑感あれこれ

『恋愛ラボ』（著：宮原るり）

恋する乙女オーラ全開な表紙がインパクト絶大ですが、カバンから抱き枕男子が飛び出す惨状に泣き喚いて逃げ惑う女子中学生×２で始まる本編も、ベクトルは違えどインパクトでは負けてません。
　
それはさておき、あられもないＭ字開脚を晒してしまったレンくんに銭湯シーンと今回はサービスカット満載で、リコ宅でのお泊り会は読者的には大満腹と言わざるを得ません。
　
「今日は初めてのことばっかり。初おとまり…初お友達家ご飯…初銭湯…「初男パンツ」」
その上に「男のコでした…」初おちんちんと、箱入り娘なマキにとっては大人の階段を全力ダッシュで駆け上がるような夜でした。
　
しかし今回のお泊り会で一番の速度で大人への階段を駆け上ったのは間違いなくスズでしょう。
　
気になる男の子に、色んな意味でデリケートな部分を親しみと無頓着さがないまぜになった指先で無頓着に蹂躙されるけしからん事態に大パニック！
「〜〜っ、っレっ、レンくん…がっっ、えっちですっ」
登場するたびにおいしい所をかっさらっていくレンくんですが、今回は自覚がないのが実に罪作りですね。
　

『少女カフェ』（著：板倉梓）

ラブリーから移籍して２回目、ちびっこ看板娘みお＆つくしの趣味と実益を兼ねたＰＲ活動は女子の祭典・バレンタインを迎えて気合たっぷり。黒が基調のエプロンドレスで女子力もアップしているようですが、つくしちゃんから漏れ出す黒いオーラは女子力とは違うものがこもってるんじゃ…。
　
そんな中、一郎パパが若さと女子力ほとばしる女子高生からの本命（？）チョコを受け取ってしまう一大イベント発生！
「ママとこの前ここに来た時、一郎さんを見て超イケメンって思ってー」
「え――――――――」「え―――――――？」
パパへのラブコールと共に現れた闖入者への不満…とは何か違うみおちゃん、
「お父さ〜ん…制服萌えだったとは」
不安な気持ちを隠しきれないつくしちゃん、形は違っても娘として心配せずにはいられないようですね。え〜？
　
一方、当の一郎パパは愛娘が制服姿となる将来図を想像してしみじみしてたり、一郎さんとはちょっと微妙な間柄の葉月さんときたらバレンタインに吸われたパワーをちびっこたちに補充してもらう始末。
なんでこの大人たちは、そんな歳でもないのにアクの抜け切った熟年オーラを漂わせてるんだか…。