さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがくらぶオリジナル2011年3月号 雑感あれこれ

『うちの姉様』(著:野広実由

ラブリーなバレンタイン眼帯に縞パン丸だしスタイルでのお菓子づくりと、涼音さんも一応は人並みにバレンタインデーを楽しんでいるようですが、一方で住居不法侵入だの靴下の窃盗だのと着実に人道を踏み外している遠野くんは…。
「誰か俺を止めてくれ!!」
自覚はあっても開き直れない生真面目さが彼の長所であり弱点でもあり。ちびっこの倫くんへ誠実に人の道を説いてる姿は理想的な大人なんですけどね…。
 
そんなツンデレストーカーな遠野くんではありますが、涼音さんからチョコを貰うわ見つめあうわと、詳細を知らなければ恋人同士といっても違和感のない親密ぶりだったり。
 
というか、涼音さんとプライベートでの付き合いがある上に彼女の弟&妹も友好的と、シチュエーション的には完勝しているはずなのに、未だ気持ちが通じてないのは逆に奇跡的と言うべきかも。
 

『つくねちゃん+30』(著:ひらふみ)

厄除けの豆を一身に浴びてテンションうなぎ登りな飼い鳥つくねちゃん&「ダーリン、浮気は許さないっちゃよ〜」…なる年齢を感じるネタがダーリン不在の独り身に突き刺さる都さん…しょっぱい節分をそれなりに楽しむ独りと一羽の元へ訪れたのは、鬼コスプレを施されたお隣のニャンコでありました。
 
「どうして外においだされたの? やっぱり鬼だから…?」「ンナー」
(ギシッ…あんっ)「俺の太巻きおいしいかい? フフ…」「やだぁ〜、キャッキャッ」
「くそうっ、お前らこそ鬼だッ!! おにはーそと、おにはーそとッ」

 
…なんだってマンガ読んでるだけで、こんなやるせない気持ちにならにゃいかんのか。
 
そんなこんなで厄を払いきれなかった上に弁当屋さんでアダ名を付けられたりして、「お一人様」としての階段を着実に登っているご様子。
弁当屋の店員には好意を持たれてるようですが、色々と複雑な一方通行な気持ちが混線してしまって、現状では誰も幸せになれてなさげなのが泣けてきますね…。