まんがくらぶ2010年12月号 雑感あれこれ

『森田さんは無口』（著：佐野妙）

今日は楽しい文化祭…ではありますが、人よりちょいと引っ込み思案な森田さんにとって、見知らぬ人と触れ合う機会が多いのは少々居心地が悪いようですけど、そこは友達に恵まれているのが功を奏して難を逃れた様子です。
…というか照れ照れな女子高生の投げキッスをもらえるなんて、千尋ちゃんの指導はグッジョブすぎますYO！
　
だけど図々しいヤロー連中には蔑みきった微笑みを大サービス。
ちゃっかり者の千尋ちゃんも、無防備な森田さんを守るためなら小銭稼ぎより友情を最優先。こういう事をサラっとやっちゃうあたりが彼女を憎めないポイントですね。
…文化祭の最後の最後でおいしいところを独り占めにするあたりとかも含めて。
　
そんな千尋ちゃんが性格的に真逆な森田さんと出会った高校入学当時の『特別番外編vエピソード０』では、口数は少なくても、森田さん＆美樹ちゃんのフレンドリーさが印象的。
…同時に森田さんの食欲旺盛っぷりも印象的だったり。
だってスルメ齧ってる女子高生はかなりキョーレツですもん。どんだけイカが好きなんですか。
　
そして気遣い屋の森田さんが同じく気遣い屋の花ちゃんにビビられる、１巻へ繋がるエピソードで無事終了。

森田さんは無口 1 (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)

こうして見ると、この四人娘は凸凹ながらも落ち着くべきところへ落ち着いてるんだな〜と感慨深く思ってみたり。
　

『つないでリルハちゃん』（著：伊藤正臣）

携帯電話のリルハちゃんは、ちょっとドジだけど頑張りやさんな女の子…。どっちかっていうと、ちっちゃい女の子がケータイやってるって感じ。
　
…面白いんだけど『くらぶ』より『MOMO』向けじゃね？　って言っちゃダメなんだろか。
　
持ち主のこなみちゃんにペット扱いされたくなくて、携帯電話として一生懸命頑張るリルハちゃんですけど、どうもこなみちゃんには手のかかる妹みたいに扱われているようで…糸電話に対抗意識燃やしてる暇があったら居眠りグセを何とかしようよ！
　
「…うん、まぁ、こなみの面倒見れるのリルハぐらいだもんね…」
リルハちゃん、逆、逆〜!!