まんがタウン2010年11月号 雑感あれこれ
『そんな二人のMyホーム』(著:樹るう)
「娘にここまで言われて、これ以上 無様な姿をさらせるか?
待っていろ、お前の自慢の親父を取り戻してくるぞ!
唯、お前が隣にいた頃の俺を―――」
不器用で偏屈、だけど純粋。
唯一の家族を守ろうとするあまりに親心が暴走していた輝パパも、親友・丸井さんの一喝で我に返ってからは、反動でコタツに象徴される自己嫌悪のドン底にすっかり引きこもり状態です。
そんな輝パパにとっての救いはやはり舞さん。ヒロちゃんや丸井さんも物語に欠かせない大事な人たちですが、やはりこの物語は輝パパと舞さんの二人三脚な親子模様が主軸。
舞さんがたくましく成長したように、輝パパが父親らしい強さを発揮するところを見たいものです。
『はいぱー少女 ウッキー!!』(著:むんこ)
普段は素直でおとなしい草食系男子を地でいく北斗君も、ホレた女の子の前では精一杯の強気を見せてくれますが、馬に蹴られたところでビクともしないウッキーお姉ちゃんには結局手も足も出ないようで…合掌。
北斗君の恋模様が上手くいくのかどうかは物見高い雅子ママでなくても気になるところですが、恋を進展させるフラグに気付きもしない優しくも残念すぎる北斗君の控えめさのせいか、渦中の彼女・ひなちゃんの興味は超アグレッシブなウッキーお姉ちゃんに全て持っていかれた様子…そりゃそうだわな。
ついでに(1コマで)語られた娑悟郎パパ&雅子ママのなれそめもナニゲに気になるポイントですね。破天荒娘ウッキーを余裕で受け止めるラブラブ夫婦の原点が語られる日は来るのでしょうか。