まんがくらぶオリジナル2010年11月号 雑感あれこれ
『うちの姉様』(著:野広実由)
ハロウィンといえば子供たちが仮装パーティーで楽しむ日。そんな空気に当てられて…というか通常営業な涼音お姉ちゃんもノリノリで水着姿やバスタオルだけ(に見える)艶姿を披露してくれますが、
「夜中、水着を着た人が住宅地を歩いてたらオバケより驚くぞ!」
「バスタオル星から来たタオル魔神ー!!」
…涼音お姉ちゃんの残念さは相変わらずブレません。まあ彼女がフツーにお色気を振りまいたら、かえって違和感があるでしょうけど。
そして今回は『ハロウィン魔女バトル』と題した特別編で、魔女スズネさんと、彼女へ一方的なライバル心を燃やす魔女カオリさんとの魔法バトルが繰り広げられてますけど、やってる事はいつもと一緒。
本編で出番のなかったトーノくんがオチ要員&ストーカーとして登場するのもいつもと一緒という安心の残念クオリティでした。
『モトリョ。』(著:幌倉さと)
動物園で彼女さんとデートするという裕樹くんを出歯亀見守るために追いかけてきたモトリョちゃんでしたが、手懐けそこねたカラスに捨てられて大ピンチ!
そんな窮地で出会ったのは、動いてしゃべるマトリョーシカ人形に驚きながらも事態を受け入れる素直な少女・エミちゃん。
ファンタジックな非日常の光景にも動じないエミちゃんと意気投合したモトリョちゃんですが、エミちゃんを置いてけぼりにした彼氏の”急用”が自分のせいだと知ってしまっては、彼女のために怒るどころじゃありません。
とはいえ、もう友達になった風なモトリョちゃんとエミちゃんの様子を見る限り、お付き合いがバレて困る人は裕樹くん以外にいなさそうではありますね。