まんがタイムジャンボ2010年10月号 雑感あれこれ
『コミカプ』(著:後藤羽矢子)
欄外に「スーパーゲスト」とか書かれてて一瞬何事かと思いましたが…それはさておき、浮かれてヘコんで山あり谷ありな幼なじみカップルのまんが道は、決してドラマチックではないけれどマイペースに進行中。
描きたいものと受けるものは必ずしも両立しないというジレンマに、ようやくプロの漫画家っぽくなってきたういちゃんもぶつかったついでに、以前から同じジレンマに悩んでたチーちゃんと衝突してしまったみたいです。
評判なんて気にせず好きに描くにせよ、全力で読者の受けを狙うにせよ、欲しいものを全部…とはいかないのがプロとして難しいところ。
漫画家として、プロ作家として、ういちゃんの幸せはどこにあるのか…。
とりあえず今回の結論としては、ささくれた気持ちもシリアスな空気もリセットしてしまう子猫最強ってことで。
『ヒツジの執事』(著:ナントカ)
コミックスがよりぬき形式&タイトル変更&ナンバリング無し…と続刊の希望をカケラも持てない状況で単行本が出てしまった本作ですが、予想外の続刊刊行にはいい意味で驚きました。
- 作者: ナントカ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/10/07
- メディア: コミック
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この窮状へ手を差し伸べるミセスコリーの看病はどう見ても正しい布団の保存法ですけど、サフォークさんには却ってこれくらいの扱いが丁度いいのかも。
そして無粋な野次馬の期待通りに準備済みだったうさぎりんごはちゃんと「アーン」されたのでしょうか。