さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがホーム2010年9月号 雑感あれこれ

 
この時期の定番企画である『[納涼企画]私の心霊体験』に水を差すようでナンですが、この手の話を「怖い」と思ったことが無い私には「世の中、色んな観点があるんだな〜」という以上の感想を持てないのですよ。
 
私自身「寝てる最中に動けなくなって目が覚めたところ、見知らぬオヤジが鼻と鼻がくっつきそうな距離でなんかブツブツ呟いてた」という、それなりに怖い記憶はあるのですが、自分や家族が寝ぼけた際に素っ頓狂な行動を取ることや、強烈な苦痛を感じた際に記憶や理性はあっさり吹っ飛ぶという事を経験上知っていると、つい「そう思うこともあるよね〜」と軽く流してしまいます。
 
正直、「人智を超えた摩訶不思議な異世界」が実在した方が面白いと思ってはいるのですが…。
 

恋愛ラボ』(著:宮原るり

男子との素敵な出会いの場を得られるように…という元々の目的はあえなくポシャったものの、趣向を凝らしたレギュレーションと豪華賞品の効果でなかなかの盛り上がりを見せる「星見会」。
…責任者である杉原先生が一コマも出てこないのは置いといて。先月号でも二コマしか出てないのも置いといて。
 
しかし小2でありながら、星座通な上にマキをいい感じで口説いてしまうトゥルースターダストくん(仮名)の年齢一桁とは思えないハイスペックさには、さすがのスターダスト・レンくんも一目置かざるを得ないようです。
 
そんなこんなで恋のイベントとしても密かに成功したと同時に、共犯者の新聞部にまたもや記念写真という名の弱味を握られてしまった藤女生徒会ですが、校内の退屈を吹き飛ばした手応えを感じたりと、まずは順風満帆といっていいでしょうね。
 
個人的には妻子持ちを通り越して孫までいる老紳士にときめいてしまうエノの将来が心配ではありますが。
 
そうして山場を越えたところで次回から「スペシャル」の看板作品としてお引っ越しだそうですね。
ここ最近の生産ペースを考えると妥当な判断とは思うので、『ネネコさん』の再開も含めて今後が実に楽しみです。
 

『ゆとりの手もかりたい』(著:豊田アキヒロ

没落お嬢様とのほほんメイドさんの清く貧しく、そして楽しい二人暮しは突っ込みどころが豊富ではありますが、今日も呑気に絶好調。
 
お嬢様への忠誠心よりも快適さを優先してしまう超テキト−なメイドのゆとりさんですら義理を欠かさないお友達は、フサフサ毛皮と高めの体温のせいで夏場には歓迎したくない…けど放っておけない猫ちゃん。
 
猫が好きでも自分は猫に好かれない人にとって、猫にモテる人はそれだけで尊敬に値しますけど、猫に嫌われ…というか恐れられるお嬢様を必死で支えるゆとりさんと、猫から好かれるためにゆとりさんへ必死で教えを請うお嬢様との噛み合わなさを見ていると、同病相哀れむ的なノリで涙がこぼれてしまいます。
 
…だけど幼い頃のゆとりさんが猫たちから認められるために払った犠牲を考えると、生半可な猫好きはまだまだ修行が足りないと言わざるを得ません。
 
よし! 今日から私もお嬢様にならってカツオの粉末を香水がわりに身に付けて出かけるようにするですよ!!