さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがくらぶオリジナル2010年8月号 雑感あれこれ

 
…売ってねぇぇぇぇッ!!
近所の本屋、コンビニがどこもかしこも『くらオリ』を売っていないという不測の事態に、ぶっちゃけ頭を抱えています。
 
トドメに急行で遠出した本屋でようやく見つけた! …と即買いした『くらオリ』が既読の先月号だったことに気付いたときの脱力感はハンパなかったです。
…買う前によく確かめろ? そんな心理的余裕は両手の指じゃ数え切れない本屋&コンビニで空振りした時点で消し飛んでますYO!
 
引っ越す前に利用していたJR天満駅前のサンクスが『MOMO』を除くファミリー系4コマ誌をコンスタントに入荷していたのは極めて幸運なケースだった事を今更ながらに痛感しつつ、近所の本屋へ『くらオリ』を取り寄せてもらうよう頼んでみることにします。
 

6/24追記

ようやく買えたよ『くらオリ』! 表紙の姉様がいつもの7割増に輝いて見えたよ!
ヤマダ電機なんば店の雑誌コーナーは、4コマに限らず雑誌の品揃えが充実してるので侮れませんね。
 

『うちの姉様』(著:野広実由

初っ端から涼音お姉ちゃんの入浴シーンで始まる肌色多めの展開ながら、なぜかお色気と言うよりも小学生男子の「ゴムゴムのちんちん!」にイメージが近い不思議現象。
 
…と言いつつ、某『桃鉄』の女湯みたく湯煙が晴れるギミックが無いかと思う男心は否定できなかったり。
 
授業参観という一大イベントを迎え、気弱ながらもしっかりしてきた弟の倫くんが今回の主役…と思いきや、一番おいしいところは父兄だけでなく生徒からも心配されてしまうダメっこ担任ひろしくんが持っていってしまってますが、控えめな倫くんと残念なひろしくんの立ち位置を考えると妥当な展開ではありますね。
 
そして最後は着替えを見られて赤面というお約束で締め…って逆! お色気的に攻守どころが逆ー!!
おぱんつのデザインで弟の成長振りを見守るあたりは涼音お姉ちゃんの本領発揮と言うべきですけどね。
 

『しばいぬ子さん』(著:うず)

『くらオリ』はニューカマーなゲスト作品が比較的多い雑誌ですが、今回の読みきり3作品は個人的にアタリだったので大変満足でした。タフすぎてそんはない。
 
”明らかにおかしいんだけど、そのおかしさに気付いているのは自分だけ”という、シュール系ギャグ漫画の王道というという、言いたい事は分かるけど文章としては間違ってる一種の定番である作品ですが、モフモフで可愛い柴犬系ヒロインしばいぬ子さんの可愛さとズレっぷりで押し切る力技かつ王道な作りは好感が持てますね。
 

『アバタもミロクさん』(著:志野ぱっぱか)

某電子妖精…とは無関係ですが、焼鮭&味噌汁で朝メシを食べるアパート住まいのメシヤこと、菩薩様の化身であるミロクさんのニートのんきな日々は、じんわり楽しさが湧いてくるタイプの作品。
 
見もフタも無い事を言うと、一発勝負な読み切りゲストとしては少々不利な作品ではあるんですが、いい意味でくだらないやり取りが楽しい作品でもあるので、再登場に期待したいです。
 
…べ、別に盛武臀もりぶでんこと松下翔子(42才)さんの安産型ヒップとシャワーシーンに惑わされたわけじゃないですから!
  

強女きょうおんなどす。』(著:四条トリマル)

京都祇園の艶やかな舞妓・志乃さんは、元…というか性根は現役なヤンキーというアグレッシブなお姐さんでありました。
 
ベタなようで意外に珍しい「ヤンキー舞妓はん」というキャラクターを巧みなバランスで描いたアグレッシブな舞妓ライフが実に痛快。
 
着物がチチに引っかからないぺったん娘ながら、気風のよさとパンクな生き様を突き通しつつ、お客さんを楽しませる事は忘れない…というか自分が楽しんでいながらも、そんな彼女の痛快さを一気に楽しませてくれるのが気持ちいい作品ですね。