ある日の竹本泉先生サイン会
去る4/27にブックファースト新宿店にて行われた、竹本泉先生の『がーでん姉妹』1巻&『いろいろとかゲームとか』発売記念サイン会へ行ってきました。
- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2013/04/27
- メディア: コミック
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- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2013/04/27
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そんなこんなで出向いたサイン会で初めて拝見した竹本先生は、ファミコンの発売よりも先にデビューされた大ベテランならでの気さくでオトナな雰囲気の方で、まんがから感じるイメージを裏切らない方でもありました。
居並ぶファンの方々も年季の入ったベテランが多かったこともあってか、竹本先生のトークは軽妙かつぶっちゃけムード。
一昔前に全集が出そうになったという話がしれっと飛び出して、会場が層然とする一幕もありました。
「今まで出した本が100冊以上もあるのに、そんなの出したら置き場所が無くなるよ(笑)」
なんて笑っておられましたが、一番のネックはあとがきを描く作業量なんじゃ…と思ったのは私だけじゃないよね?
さて、ホワイトボードの直筆イラストを撮影したりしているうちに、いよいよ私の順番が回ってきたので、今までのファンと同じくどこから来たの?とか何の作品から読みはじめたの?なんてツカミを予想してたら、
「身長高いね〜! 何センチ?」
「えッ!? …あ、180くらいです」
いきなりの不意打ちについ面食らったりして。
サインを書いて頂く間、大阪からバスで来たという話から交通費やら何やらで、編集さんも交えて作品と全然関係ない方向で話が盛り上がってしまいました。
「バスでその料金って結構高くない?」
「普段はもう少し安いんですけど、ちょうど連休シーズンですからねぇ」
「…え? 今って連休だっけ!?」
まんが家さんらしいというか、まんがのまんまというか、そんなオチがついたりして。
せっかくだから、以下は『いろいろとかゲームとか』についての余談。
諸般の事情で雑誌に掲載され損ねてた作品もサルベージされてて非常に密度が高い一冊なのですが、扱うネタがゲームという「他社の権利品」だけに、原稿は復元できたのに単行本へ収録できなかった回があるという話がなかがきで触れられているんですが…
手元にとってあったTECH PlayStationの切り抜きが、ちょうど今回の未収録分だったりして。
(8月号だけ持ってなくて、ちょくちょく古本屋で探してた)
確か3号くらいで無くなっちゃった雑誌(追記:Wikipediaによると1997年4〜10月号の全7号だったようです)なせいか竹本先生が描いてたことを知らないファンもいたようで、ビミョーにレアリティ高めのブツかもしれません(そうかなー?)。