まんがライフオリジナル2012年2月号 雑感あれこれ

けんもほろろ　（著：ハトポポコ）

どうでもいいゆるゆるな…と言うには妙に引っかかるものを感じる女子高生たちの日常を描いた本作。
　
「「敵」って呼べる存在、仲村さんにいる？意外と思いつかないよねこれ」
「おまえ」
　
一向に友達が出来ません。
「しにたい」
　
テキトーに遊んでいるようでいながらも奥底に鬱々とした黒さが見え隠れする本作は、想定読者層が割と大人向けなライオリには結構マッチしている感じ。
理屈より感性に訴えてくるネタが多いだけに一本ごとの当たり外れが大きいものの、その分「刺さった」ネタのインパクトが大きい印象があって、妙に目が放せない作品ですね。