まんがライフMOMO2011年10月号 雑感あれこれ
森田さんは無口 (著:佐野妙)
今日の森田さんは、気になる彼の一挙一動に戸惑い、涙ぐみ、その姿をじっと目で追わずにいられないみたいです。
「熱く見られてるねぇ」「バカ、違うよ。あれは…子を心配する母の視線だ」
うっかりメガネを壊してしまったクラスメイトを放っておけない森田さんに世話を焼かれまくるという役得ながら名前を呼ばれることもない大野くんでしたが、彼女がおごってくれた心づくしのりんごジュースなどなど、青春の一ページに残るだけの価値はあったようですね。
…顔すら覚えてもらえず、”ただのクラスメイト”という関係から一歩も前進できなかったのはさておいて。
「私も壊せば…真由ちゃんとずっといられる…
出来ないっ、私には出来ないっ」
一方、愛しの森田さんにかまってもらおうと自分のメガネに手をかけつつも、メガネへの深い深い愛着が勝ってしまった物陰の彼女…真のメガネ娘と呼ぶにふさわしい彼女の葛藤には思わず涙を誘われますね。