まんがホーム2010年12月号 雑感あれこれ

『となりのなにげさん』（著：橘紫夕）

すっかり「なにげ祭り」と化して久しいこの学校の文化祭に現れた、どこか見覚えのある風呂敷包みを担いだ女児…その正体はなにげ一族第三の刺客（？）ユウちゃんでありました。
　
なにげさんに通じる親切さ、レン様に通じる自己主張の強さを併せ持ちながらも二人の姉とはまた違った存在感がありますが、本作の主な舞台が学校なだけに、レギュラーというよりゲストに近い位置づけなのかもしれませんね。
…とか言ってたら、シレっとレギュラー化してたりして。
　
そして今回の伏兵は何と言ってもレン様…に扮した校長先生。
後姿だけとはいえ、長身美麗なレン様を完璧に真似てみせるってどんだけ変装スキルが高いんですか！？
　

『つくしまっすぐライフ！』（著：松田円）

「ついにこの山にも人の手が…」
女子高生らしからぬ感慨に打ち震えるなずなちゃんですが、人よりおサルやイノシシが多い環境に感化されていたのは同級生たちにも言えてたようですね。
ここの生徒たちにはコンビニスイーツよりも蒸かし芋の方が需要が高いかもしれませんが…非常食的な意味で。
　
以前からバイトを探していたなずなちゃんにとって、このコンビニ開店騒ぎは渡りに船だったようですけど、彼女を軸に地主の娘であるつくしさん、見た目は野生動物な五行さんたちとこれから絡むことになりそうなコンビニのお兄さんにとっては、どうも受難の日々が始まってしまう気配が…。