主任がゆく!スペシャルVOL.79 雑感あれこれ
死神さんが通りまス!(著:火ノ鹿たもん)
連載を途中から読み始めると、コミックス化されてないのがもどかしくて仕方ない作品ってありますよね。
人の死を淡々と見送るどころか生き甲斐を(無自覚に)与えてしまう死神と、死神の存在を知りながら運命に抗う医者の二人を軸に描かれる本作は、今後の展開はもとより、最近になって本誌を読み始めた私の場合は第1話から読み返したくてウズウズしてしまいます。
…ところで企画ページ『人生を変えた一冊』では、『死神さんが通りまス!』の原点にもなったというBJ先生&Pの子の火ノ鹿先生入魂のイラストが全力で修正を食らってますが、キャラ絵はNGでも作品名はOKというのは面倒臭ぇというか何というか。
まんがライフ2014年11月号 雑感あれこれ
ウリとツメ(著:佐野妙)
- 作者: 佐野妙
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2014/10/27
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (4件) を見る
…というわけで、今回はハロウィン回かつツメちゃん回。
普段は桜子ちゃんの保護者ポジションながら変なところで意固地なあたり、しっかりしてるようで誰よりも子供っぽいのがツメちゃんの可愛いところ。
そりゃあ桜子ちゃんもツメちゃんの家族も構わずにはいられませんよね。
まんがタイムファミリー2014年11月号 雑感あれこれ
教壇のポラリス(著:鴨鍋かもつ)
「天川先生 天文台で働いてた時のこととか 昔のこと話す時 寂しそうだよ
何で杏たちに教えてくれるの? 言いたくない辛いことじゃないの?」
「…忘れるのは簡単だけど それじゃ解決にならないから
今の私がどうしてここにいるのか みんなに知ってほしいからだよ」
笑顔の裏に抱えた不安に押しつぶされそうな生徒たちから天川先生が信頼されているのは、天川先生自身が過去に負った心の傷から逃げないひたむきさがあってこそなんでしょうね。
それはさておき、
■『教壇のボラリス』は次号より『先生と星が教えてくれたこと』と改題をいたします
…だそうで。
連続ゲストとして掲載されてた本作が2年近く経った今になって改題されたのは単行本化のフラグか!?
…と喜びたいところですが、タイム系列誌では改題=単行本化とは必ずしも言い切れない上に、改題のお知らせがホ゛ラリスと誤字ってるのが激しく不安を誘います。
ホ゜ラリス(Polaris)だよ!
船乗りの道標である北極星だよ!
作品のテーマに関わるタイトルを変更するんだから、テキトーにやってもらっちゃ困るんだよ!
…マジで頼みますよ、タイファミ編集部さん…。
まんがタイムジャンボ2014年10月号 雑感あれこれ
ドラマCD化された作品はアニメ化されない…というジンクスはタイム系に当てはまらなかったというか、『恋愛ラボ』一本だけでアニメ化の流れが終わらないのはいい傾向ですね。
でっかいんちょ(著:トイシキ)
『ちっこいんちょ』の続編に見えてそうでもない、身も心もでっかい新いいんちょは、頼もしくも大雑把なところがまさしくオカン。
- 作者: トイシキ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2014/09/05
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る
まんがライフオリジナル2014年10月号 雑感あれこれ
リコーダーとランドセル(著:東屋めめ)
最初に言っておきますが、なつみ姉登場回で私のテンションが上がるのは世間の理不尽さに立ち向かう彼女の健気さに心を打たれているのであって、彼女のルックスや背伸びしたがる性格のお子様っぷりに鼻の下を伸ばしてるわけじゃないですからね!
…ノーメイク万歳。
- 作者: 東屋めめ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2014/09/05
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (3件) を見る
もしも何かの間違いでうまくいっても、色々な意味で大変そうですけど。
ゲーム・レジスタンス1巻&2巻 雑感あれこれ
- 作者: 原田勝彦,ゲームサイド編集部
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: 原田勝彦,ゲームサイド編集部
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 原田勝彦,ゲームサイド編集部
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 原田勝彦,ゲームサイド編集部
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
原田氏のファンブックという側面が強いのですが、ハイエンド志向の据え置き機がゲームシーンをリードしていた西暦2000年前後の熱気を凝縮したゲームレビュー集としても読み応え満点の一冊となっています。
…扱っているジャンルに偏りがあるのは仕様なのでご了承ください。
『ユーズド・ゲームズ』系誌の記事はイベント限定冊子で書かれたものまで収録されている上に、未収録分も著作リストでフォローしていたりと、なかなかの充実ぶり。
『ゲーム批評』での仕事は編集部が解散している為に収録されていないのは、権利関係で復刻できないレトロゲームみたいだな〜…と思ってみたり。
巻末の特別寄稿で津田清和さんと奥山美雪さん(!)が言及されているように、原田さんってば優れたセンスを持っていながら、良くも悪くも妥協できない性格で損してた印象が拭えませんね。
そんな真っ直ぐで不器用な人だからこそ、一部読者から熱烈に愛されていたのも事実ですけど。
…ところで単行本の帯に応募券(?)みたいなのがあるけど、何かに使う予定でもあるんですかね。
続きを読む