名古屋カルドセプトオフに参加してきました
去る3月24日、星野安住(イズナ)さん(@cepter_izuna)さんが名古屋で主宰したカルドセプトリボルトの対戦オフに参加してきました。
花粉対策と思われるゴーグル&マスクで顔を覆った参加者(ひろよしさん)が誰か判らない星野さんが驚き戸惑ってたり、なかなか会場に現れないぬくたろうさんに星野さんがやきもきしたりしつつも、対戦が開始してからは回線切断などのトラブルもなく無事に全5試合を楽しむことができました。
主宰の星野さん並びに参加者の皆さま、お疲れさまでした。
1戦目:デュアルブランチ(ブリード禁止/ノーマル)
※参加者のひろよしさん(@h0530)が対戦動画をアップロードしてくれました。
使用ブック「乙姫各駅散歩」
・クリーチャー(10/21)
リビングアムル:2 リビンググローブ:2 G・ノーチラス:3
アクアデューク:2 イエティ:2 カイザーペンギン:3
・アイテム(6/10)
アングリーマスク:2 スペクターローブ:2 ゼラチンアーマー:2
チェーンソー:1 リアクトアーマー:2 ワンダーチャーム:1
・スペル(8/19)
インフルエンス:2 ギフト:3 シャッター:2
バリアー:3 ボーテックス:2 マジカルリープ:3
マジックシェルター:2 ランドトランス:2
久しぶりの対戦なので普段使いの水ブックを使用。
序盤の展開は良かったんですが、詰めの甘さが災いして2位で終了。
2回戦:ミドルサークル(ブリード禁止/フルモーフ)
使用ブックは1回戦と同じです。
リザルトを見てもらえれば一目瞭然ですが、皆してピンポイントで上げた高額拠点を踏みまくる踏み場となってしまい、支払いが1652G「だけ」で済んだクウ(ぬくたろう)さんが滑り込み達成するという展開となってしまいました。
3戦目:ディスティニー(ブリード禁止/ストーン)
使用ブック「迷宮書架」
・クリーチャー(10/24)
リビンググローブ:3 G・ノーチラス:2 クー・シー:3
ナイト:2 ホーリーラマ:2 マーシャルモンク:2
マッドハーレクイン:3
・アイテム(8/16)
アングリーマスク:2 ウォーロックディスク:2 ストームシールド:2
ゼラチンアーマー:2 トライデント:2 ブーメラン:1
ムラサメ:2 ワンダーチャーム:2
・スペル(4/10)
シャッター:3 マジカルリープ:2 ライフフォース:3
リンカネーション:2
ちょっと変なことをやってみたくて組んだライフフォース本。
ライフフォースを序盤に引けたらクリーチャーを置くコストを減らした分を魔法石購入に回し、後半に引いたらスペル封じ用に使うというコンセプトは我ながら悪くなかったと思いますが、後から思い返すと試合巧者の亀井団長(かめ)さんに都合よく利用されてしまった感は否めません。
上位を叩く仕事に追われて思うように順位が伸びなかったものの、終始場を支配していたえっくすさんのルーンアデプト本には学ぶところが大きかったです。
4戦目:サイドトリップ(ブリード禁止/ノーマル)
使用ブック「ぶっカフェ!」
・クリーチャー(8/21)
リビンググローブ:2 グリマルキン:2 グレートタスカー:3
シルバンダッチェス:2 ピクシー:3 ランドアーチン:3
ロックトロル:3 ワーベア:3
・アイテム(6/11)
スペクターローブ:3 ダイヤアーマー:3 チェーンソー:1
バーニングハート:2 ブーメラン:1 プラックソード:2
・スペル(8/18)
アースシフト:2 スニークハンド:2 ディジーズ:2
ドレインマジック:2 バインドミスト:2 バリアー:3
マジカルリープ:3 マジックシェルター:2
2回戦でクウさんとヌーンさんが山積みしてたバインドミストが面白そうだったので、手持ちの地ブックに入れてみました。
序盤からドロー事故ぎみのクウさんがヤケクソ気味に上げたLv4をえっくすさんに奪われたり、そのえっくすさんの拠点を踏んだプリンスさんが高Lv土地を一つ売れば済むところを低Lv土地を大量に手放してしまう「COM売り」をやらかしてしまって皆に叱られたりと周りがドタバタするのを尻目に、配置もダイスも序盤から好調な私は余裕綽々。
しかし2位のえっくすさんが迫るもダイスが上手く走れば達成勝利…という場面で離れ小島に飛ばされて遅延した上に拠点へバインドミストを食らって一転窮地に陥ってしまいます。
…が、結局は拠点が落とされる前にダイスが走ってサクッと達成。
ようやく今回のオフにおける初勝利を挙げることができました。
決勝戦:クアトロボックス(ブリード禁止/ノーマル)
※この対戦もひろよしさんが動画をアップロードしてくれています。
(録画は2ラウンド目からになっています)
ここまでに2勝を収めた亀井団長さんとヌーンさん以外はダンゴ状態となっていた中、先の勝利で総合成績が3位となった私と別卓で勝利した星野さんによる決勝戦が行われました。
使用ブック「まりあ17」
・クリーチャー(9/21)
リビングアムル:2 リビンググローブ:2 オールドウィロウ:3
キングバラン:3 ケットシー:2 シグルド:2
バーナックル:3 スプラウトリンク:2
・アイテム(4/10)
ウォーロックディスク:2 スフィアシールド:2
ダイヤアーマー:3 リアクトアーマー:3
・スペル(8/19)
ギフト:3 スクイーズ:2 スニークハンド:2
バイタリティ:2 パシフィズム:2 バリアー:2
ファイアーシフト:2 マジカルリープ:3
「…ひょっとしてこのマップ、ウィロウ超弱くないですか?」
「弱いですね」
どんなマップかよく覚えてないままにテキトーなブックを持ち込んでしまいましたが、広くて分岐が多いマップなだけに戦闘がほとんど起きない走り場だったおかげでさほど不利にはなりませんでした。
そして運命の14R。
亀井団長さんと星野さんの拠点の合間に着地した私に怒涛の口ハウントが飛び交います。
「グローブ置いちゃってください!」
「直踏み怖いですよ!」
「口ハウントですよ!置かれたくないんです!」
…結局グローブを置かずにターン終了しちゃったんですが、このことを試合終了後の二次会に至るまでヌーンさんに延々叱られ続けまして、死してなお恐ろしいガチ対戦勢の怖さを久々に思い知らされました。
2次会:居酒屋(3時間:食べ飲み放題)
最初は
「コンセントあるで!」
「よっしゃ3DS繋ご!」
と言ってたんですが、結局はひろよしさんが持参したカードゲーム「インサイダー・ゲーム」で遊んでました。
庶民(プレイヤー)は隠されたお題をマスターへ質問することで正解を推理し、マスターの他に正解を知るインサイダーは自らの正体を知られることなく他の庶民を正解へ導かなければならないという簡易人狼ライクな推理ゲームです。
中々に盛り上がったんですが、何度やってもお題を当てるのが精一杯でインサイダーを特定できずじまいだったのは集まったメンツがポンコツ揃いだったせいか、はたまた酒に酔ってたせいなのか。
2017 4コマオブザイヤー!(既刊部門)
2巻以降の単行本を対象にした部門がこちら。
続巻が出るタイミングが影響して新刊部門と票が割れたと思われる作品があるものの、その辺を厳密にすると投票基準がややこしくなっちゃうので仕方ないですね。
そんな状況でも躍進した『おおきなのっぽの、』『ざしきわらしと僕』は今年度の台風の目として要注目ですね。
おおきなのっぽの、(2)
著:柴[19位]
体は大人!心は子供!大きいちびっこ蛍ちゃんが、おっかなびっくりで歩く毎日…というのが1巻のイメージでしたが、無自覚な恋心などなど心も大きく育ってるところが端々に見られるのがいいですね。
〆切ごはん(4)
著:湖西晶[22位]
オタクで創作者な一人暮らし飯テロ4コマ、堂々完結!
全4巻を通して読んでみると、不器用な母娘がそれぞれに自分なりの生き方を見つけようと七転び八起きする成長物語でもありました。
…その生き方がエロ漫画とやおいだったのは、救われたんだか泥沼に陥ったんだか分かりませんが。
すずなの恋(3)
著:あづま笙子[41位]
男子に怯えて逃げ回ってたすずなちゃんがここまで頑張れるようになったのね…と保護者みたいな感慨に浸ってしまう最終巻。 じっくり丁寧に描かれた気弱少女の成長物語は最後まで優しさに満ちていました。
迷宮書架(2)
著:ひらのあゆ[126位]
BLがまだやおいだった頃、オタクメディアの片隅に『ぱふ』というマニア雑誌があった…。筋金入りなオタクによる秀作4コマが出版不況の嵐を潜り抜けて14年越しの復刻&続刊を果たしたことに、SFとミステリとあと何やかやの神々に感謝。
とりきっさ!(6)
著:ノブヨシ侍[126位]
家族や友達を得て成長したヒロカズ&スズと、恋を知って弱くなったリンさんのコントラストが見どころ。 単行本派なので次巻の最終回をドキワクしながら待ってます。
2017 4コマオブザイヤー!(新刊部門)
4コマ漫画オタクにとっては恒例となった「4コマオブザイヤー」の集計結果が発表されました。
(オブ「ジ」イヤーじゃね?というのはツッコまないのがお約束)
メディアミックスが盛んな一方で出版不況が叫ばれる世の影響が直撃して、アニメ化を機にブレイクする作品と続刊の機会を与えられないまま消えゆく作品の栄枯盛衰が例年に増して際立つ昨今ではありますが、我々一介の4コマオタクができることといえば好きな4コマを声高くアピールするしかないわけでして。
…というわけで、コメントを書き損ねた作品を含めて4コマオブザイヤーへ投票した作品をここで晒してみることにします。
普段4コマ漫画を読まない方々へのオススメでもあるので、気が向いたらぜひぜひ。
ざしきわらしと僕(1)
著:西岡さち[9位]
なにげに人気な妖怪もの4コマ(特に座敷童)という激戦区において、ド田舎暮らしに戸惑う不器用な都会っ子を気のいい妖怪たちが後押しする成長日記に焦点を当てたのはいいアプローチですね。
一方かわいい女の子(と男の子)たちにモテモテなことに当の裕貴くんが無自覚すぎるのはいいのか悪いのかw
きらきらビームプロダクション(1)
著:板倉梓[15位]
マイナーアイドルのサクセスストーリー!…というにはアットホームな暖かさが先に立つ本作。
アイドル初心者のからぁ~ずたちを支える事務所の大人たちの方が目立ってる感は否めませんが、当の社長がドロップアウトしたアイドルだと分かると、社長の可愛さを含めて一気に奥深くなるのが見どころです。
ついったーさん(1)
著:槻木こうすけ[27位]
利用者の期待から斜め上に外れた運営ぶりも「女児なら仕方ない」と許せてしまうのが擬人化マンガの恐ろしいところ。
時事ネタが中心のWEB版とは一味違って「ユーザーさん」とSNSの関係が丁寧に描かれてるのが見どころです。
お隣の国生まれの「りんくさん」は次巻だとどう扱われるんでしょうね。
妖怪タヌキのそだて方(1)
著:うず[52位]
父が連れてきた再婚相手はタヌキの母娘。ついでに店の従業員もキツネでした…。
こじらせ系独身男が可愛いけれど本能を抑えられない動物っ娘たちに翻弄される様が気の毒ながらも微笑ましい本作。ほのぼのなだけじゃなく異種族交流ものとして時々ドキッとさせられる描写があるのが侮れません。
ゆえちゃんは今日も遊びたい(1)
著:佐野妙[68位]
代表作『森田さんは無口』でも垣間見られた佐野妙先生の女児描写力が最大限に発揮された本作。
天使のような可愛さと野獣のような暴れっぷりで常に大人たちの予想を斜め上に超えてくる、そんな女児力を濃密に詰め込んだ一冊です。 この世は女児のためにある!
捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇) 攻略まとめ
イベント終了から2週間も過ぎてますが、備忘録としてまとめておきます。
一応全作戦を甲クリアした感想としては、無理にギミックを詰め込むくらいならステージ数を増やしてくれた方が楽だった…というのと、西村艦隊が史実で第三部隊だったからって遠征枠をひとつ潰した上に誤操作で第一部隊を出撃させるデメリットを負ってまでゲーム上でも遊撃部隊を第三艦隊にする必要はあったのか、という点ですね。
史実へのこだわりがあってこその艦これではありますが、今回のイベントは度重なる追加仕様によるシステムの歪さが表面化してしまったという印象が否めませんでした。
新規ドロップについてはE4ボス戦で対馬を二人確保。攻略後にレアを掘る余裕がなかったので伊400との邂逅はなりませんでしたが、これは次の機会ということで…。
E2:(難易度:甲)
台湾沖 ルソン島沖/捷一号作戦、発動準備
出撃制限が厳しい中でのボス出現ギミック解除には、Cマスの制空要員としてコマンダン・テストとあきつ丸、Kマスにはまるゆ単艦(笑)を派遣。
Cマス派遣艦隊(制空確保)
そしてボス攻略には那智&足柄を主力にした志摩艦隊メンバーで出撃…したつもりだったんですが、その後の検証で初霜と初春はルート固定に影響しなかったことが判明。
ボス攻略艦隊(最終構成)
戦力としては十分に活躍してくれたし、後半マップの攻略に影響しなかったから別にいいんですけどね。
ちなみにボス戦で夕雲型の子たちがじゃかぽこ拾えたので、クリア後の演習はもっぱら13号電探牧場の消化に費やされました。
E3:(難易度:甲)
捷一号作戦 作戦海域/捷一号作戦、作戦発動!
戦力/輸送/戦力のトリプルゲージって何それ…。
戦力ゲージ(1本目)破壊時:第1艦隊
戦力ゲージ(1本目)破壊時:第2艦隊
輸送ゲージ破壊時:第1艦隊
輸送ゲージ破壊時:第2艦隊
戦力ゲージ(2本目)破壊時:第1艦隊
戦力ゲージ(2本目)破壊時:第2艦隊
時間はかかったものの、栗田艦隊メンバーが十分に育っていれば出撃制限がほぼ無い上に連合艦隊が使えるので、やたら時間がかかることを除けばさほど難しくはありませんでした。
…やたら時間がかかりましたけどね。
E4:(難易度:甲)
スリガオ海峡沖/あの海峡の先へ――
難易度的には道中&ボス共にヤケクソじみた戦力の道中に苛まれる前イベントの「欧州救援作戦」の方が厳しかったのですが(実際私も甲クリアを断念してます)、
E3以上に手間がかかるボス出現ギミック+史実と関係あるのか謎なボスダブルゲージとプレイヤーの時間を奪うことに特化したようなマップなので、下手なところで難易度リセットすると攻略が間に合わないという意地の悪い作りになっていやがります。
Z6制圧~第1部隊
Z6制圧~第2部隊
ボス出現ギミック解除条件の栗田艦隊ルートで1戦少ない代わりに道中で第2艦隊が攻撃に晒されまくる上に制空が厳しいために長所を発揮できない水上打撃部隊を使うのが罠だったことに気づくまで数日を要したことと、ボス出現後に史実編成の西村艦隊で挑んだものの道中の夜戦マップで火力要員の扶桑山城を守り切れないためにボス戦力ゲージ1本目を破壊するのに手間どってしまい、気が付けばイベント終了間際の日曜日。
煮詰まり気味な状況を打破するためには仕方ないと純西村艦隊編成を諦め、最上を外してデコイ役の伊14を投入。
念には念を入れて扶桑山城への攻撃を引き受けてもらうために駆逐艦へ探照灯を積んで、度重なる道中事故にキレながらボスに挑むこと数十回。
ここまでやってもボスとの夜戦で扶桑山城が大破したり、払暁戦でT字不利を引くとボス撃破が不可能な理不尽極まりない運ゲーに悶絶させられましたが、月曜は午後から出勤すればいい勤務シフトだったために徹夜で粘れたのが幸いして何とか甲勲章をゲット。
ちなみに消費資源はというと…。
イベント開始前
E4甲制圧後
…お願いですから次は変なギミックとかで引き延ばさず、普通にプレイさせてください。
捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)その1
この週末はちょっと忙しかったのでスタートが遅れましたが、先行組からの情報が出揃ってたお陰でE1甲はサクっと制圧できました。
E1(難易度:甲)
奄美群島沖/台湾沖 第二遊撃部隊、抜錨!
ボス出現ギミック解除
Lマスはまるゆ単艦(笑)、Hマスは一通り育ってた志摩艦隊メンバー+制空要員あきつ丸の編成で一発到達。
新ルート出現後のEマス(制空優勢以上)は局戦ガン積みの基地航空隊を加えても敵編成次第の運ゲーでしたが、2度目で「当たり」の敵編成を引いて制空確保に成功。
ついでにHで択捉(二人目)をドロップしたりといい調子です。
浄化-KO-
ボス前の空襲マスで2回ほど事故りつつも、5回ボスに会敵してS勝利5回の最短コースでラスダン突破。
第1艦隊
決戦支援艦隊
基地航空隊(ボス撃破時)
編成はギミック解除からボス撃破まで変更なし。
ボス対策のため初霜に主砲+魚雷+電探の対空&夜戦カットイン装備を持たせたり、初春に照明弾を積んだりしましたが、結局は航空隊と決戦支援を加えた昼戦でボス艦隊を半壊させられるので、駆逐艦の装備は火力よりも道中を安定させる方向で調整しました。
ギミック解除中は駆逐2軽空母2の前線支援艦隊を入れてました。
コストが安い割に潜水艦だけでなくHマスの水上部隊にも有効なのでかなり便利ですね。
甲ラスダンはE1なのにダブルダイソン…というとヤバそうですが、道中は潜水艦2戦と空襲1戦のみで燃料弾薬の消費は少ない上、ラスダンの制空はあきつ丸一隻で拮抗をとれてしまう程度なので陸攻4の基地航空隊を投入すれば半壊状態にできてしまいます。
インフレというより強敵相手に無双できるためのバランス調整なのかもしれませんね。
…陸攻や志摩艦隊の育成が足りない場合は修羅の道でしょうけど。
資源推移
イベント開始前
E1制圧直後
さすがにこの段階での資源消費は雀の涙…というかボーキ以外は増えてるしw
この後はキツそうなので楽観的にはなれませんが。
ビシバシの!新作を!プレイしてきた!!
説明ッ!
ザ・サードプラネットBiVi京都二条店のTwitterアカウントで新作『ビシバシCHANNEL』のロケテストが行われるという情報を得た我々取材班はさっそく京都へ飛んだ!
…しばらく後にツイートや記事が消えてたので、本当はこっそりやるつもりだったのかもしれませんが。
※該当記事のGoogleキャッシュ⇒ https://goo.gl/ceEZPz
過去シリーズはさほどやり込んでなかったけど、正式に製品化されるかどうかも分からないゲームを実際にプレイできるチャンスなんてそうそう無いだろうってことで、ちょいと足を延ばして遠征プレイしてきました。
Y〇uTuber的な人気者を目指すという名目で毎度おなじみ赤青緑の3ボタンを駆使したミニゲーム群に挑むのですが、過去作と一味違って緑ボタンがコナミの音ゲー『MUSECA』のような「回せる」ボタンになっています。
おっさんゲーマーにはループレバーみたいな感じと言えばお分かりいただけるでしょうか。
「説明」Tシャツがカッコいい兄ちゃんと、白衣と谷間がまぶしい姉ちゃんのキャラデザは今風だけど、3色ボタンを押し分けて迫りくる3色忍者を正確に迎撃したり、落ちるスマホを一発勝負でキャッチするといったミニゲームを矢継ぎ早にプレイしまくるゲームシステムは昔のまんま。
筐体ひとつにつき4人まで同時プレイ可能で2on2のチーム制(もちろん1人プレイ可)、オンライン参加者を含めた32人中の16位以内に入らないと、お仕置きされてライフを-1されてしまいます。
なおプレイ後にコナミの人からもらったアンケート用紙には逆転要素を高める「バーニング」についての項目がありましたが、私がミニゲームを5、6ほど1人でプレイしてた限りでは発生せず。
多くのミニゲームをクリアしたり、複数人でプレイすると発生するのかもしれませんが、しばらく見てても他のプレイヤーも1人プレイだったためか詳細は分からずじまい。
もっとプレイ回数を重ねるなり、他の順番待ちの人をナンパして複数人プレイでもしてればもっと詳しいことが分かったかもしれませんが、あいにく他の予定があったので1クレだけのプレイで店を離れざるを得ませんでした。
無事に正式発売されてくれたらいいんですが、見てた限りではそれほど人が付いてる風でもなかったのでどうなることやら…。
ミニセガサターンが発売されるかは別として、語っておきたい名(迷)作美少女ゲーム10選
一週間ほど前、とあるネットニュースサイトの記事が極々狭い層でプチ炎上していました。
ねとらぼ:もし「ミニセガサターン」が発売したら収録されていて欲しい名作美少女ゲー10選
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/05/news015.html
ぶっちゃけ記事の内容よりも「サターンと言えばギャルゲーです」という一文がうるさ型の古参サタニストには許せなかったようですが、流麗なアニメーションを音声付きで再生できるハード性能を既存のゲームファンだけでなくアニメファンにもアピールしていた当時の世相を鑑みると、あながち間違った評価ではないと思います。
そもそも「美少女ゲーム」に分類されるゲームが他のゲームより見劣りするというわけでもないし、文句をつけるよりも自分にとって価値のある美少女ゲームを推す方が建設的だろうというわけで、私的サターン美少女ゲームを10作品ほどピックアップしてみました。
しかし「美少女ゲーム」をひとつのゲームジャンルとして扱うには定義があまりにも曖昧なため、この記事においては「主人公が少女、または登場するメインキャラクターの過半数が女性であるゲーム」を美少女ゲームとしています。
…なので、上記の定義に沿っている限り「それは美少女ゲームじゃないだろう」というツッコミはガン無視しますので、そのつもりでお読みください。
ゆみみみっくすRemix
Yumimi Mix Remix OP (SEGA SATURN)
「ねえ桜子ちゃん、メガCD版とFMタウンズ版とサターン版はどう違うの?」
「同じよ。売れ残ったメガCD版とFMタウンズ版をサターン版のパッケージに入れて売ってるのよ!」
違います。
メガCD版より少し読み込みが早くなった…らしい(メガCD版と較べたことが無いので未確認w)、ムービー再生機能がなかった時代にフルアニメゲームを手書きドット絵による力技で作ってしまった時代のオーパーツというべき、ラブコメあり百合ありのSFゆるふわアドベンチャーゲームです。
音楽CDとして再生すると出演キャストたちのコメントが聞けるあたりも当時のCD-ROMゲームならではなノリですね。
だいなあいらん
ダイナがダイナでダイナ♪
当時最強の2Dグラフィック処理能力を誇ったサターンで前作『ゆみみみっくす』を超えるインタラクティブアニメゲームを作るという、後発のPS2やDCではできない…というか、手間がかかりすぎて誰もやろうとしないコンセプトを突き詰めてしまった奇跡の作品です。
前作『ゆみみ』を上回るアニメーションとストーリー分岐パターンの豊富さは今観ても古さを感じない完成度ですが、今このクオリティで同じようなゲームを作ろうとしても、景気が良かった上に業界全体が勢いづいてたあの頃じゃないと企画自体が通らなかっただろうな…と考えてしまうのは、私が歳をとったのか、はたまた世間の世知辛さなのか。
シルエットミラージュ
禁断の実験で崩壊した世界で目覚めた旧人類の遺産である明朗快活最強ヒロイン「シャイナ・ネラ・シャイナ」の活躍を描いたガン&ラン&ショッピング&属性アクションシューティングです。
傑作『ガンスターヒーローズ』の流れをくむ多彩なアクションと、聖書をモチーフとしたストーリー、そして崩壊の末に独自の秩序を確立した新世界で救世主どころか「破壊の使者」扱いされながらも挫けず元気に大暴れするシャイナの魅力は、使い回しとは無縁の多彩なステージギミックの派手さに負けない凛々しさでプレイヤーを虜にしてくれます。
今ならダウンロード版が遊べるプレステ版『リプログラムドホープ』 https://goo.gl/cTT1o4 がオススメですが、追加ボスが無いとはいえサターン版のローディング待ちが無いテンポの良さは機会があれば遊んでみてもらいたいですね。
ティンクルスタースプライツ
Twinkle Star Sprites : Sega Saturn opening
ヤッピールッピー!
ゲーセンでリリースされてから20年以上が経った今でもフォロワー的なゲームが極めて少ないゲームシステムで未だに確固たるオリジナリティを保つ孤高の傑作対戦シューティングゲームとなっています。
日曜午前にTV放送してても違和感がないリリカルな美少女キャラたちは見た目だけでなくプレイヤーキャラとしてもそれぞれが実に個性的です。
アーケード版では主人公ロードラン以外の一人プレイはオマケ扱いでしたが、サターン版ではキャラクターごとのセリフが音声込みで追加されていたりとゲーム本編の内容が充実していた上、当時のゲーム雑誌で公募していたハガキを紹介するおまけディスクの暴走ぶりは一見の価値があります。
敵集団を的確に狙い撃つことで相手プレイヤーを攻撃できるというシステムはファロワー的な作品が少ないこともあって未だに熱く、おまけにサターンで追加された要素を収録した移植版が他に存在しないことから、DCやVC版、PS2にSteam版と色んな移植版がありながらサターン版の価値は未だに損なわれていなかったりします。
サターン好きとしてはちょっと誇らしいのですが、少々もったいなくもありますね。
ゲーム天国
「は~い!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!始まりましたよタイムアタック!
撃って避けてまた撃って!心も晴れ晴れ、私ゃ惚れ惚れ♡
今日も人間の限界にチャレンジしましょう!ではでは~」
園部健一キャラの脱衣麻雀『アイドル雀士スーチーパイ』がヒットしたご褒美として作られたというハイパーおちゃらけジャレコオールスターシューティングが、アーケード版を上回るパワーアップ移植を遂げた逸品です。
『スーチーパイ』スタッフの作品だからか、はたまた6機7組中の主人公チームにおいて過半数の4人が美少女なせいか、当時の美少女ゲーム誌でも紹介されていたらしいのでギャルゲーといって差し支えないでしょう。
アーケードゲームとしては珍しい3分間のタイムアタックモードや比較的遊びやすいゲームバランスが功を奏したのか、オリジナルのアーケード版は格ゲーブームや東亜プラン倒産に代表されるシューティング市場が冷え込んでいた中でもそこそこ健闘していた印象があります。
アーケード版でも難所で確実にボムを撃てるようになれば1コインクリアーを狙える比較的易しめなゲームだった上、家庭用では当時珍しかったオートボンバー機能やスコア稼ぎの肝となるジャレコ(48050)茄子の出し方を西原久美子さんのナレーション付きで練習できたりと、至るところで初心者への優しさが見られる良作に仕上がっていて、かく言う私もこのサターン版『ゲーム天国』がシューティングというジャンルにハマるきっかけになりました。
このサターン版の完全移植+αな『ゲーム天国 CruisinMix』 http://gameparadise2017.com/ も発売予定だそうですが、現行機との比較用&予習用にサターン版を抑えてみるのもありじゃないでしょうか。
マジカルドロップ3 とれたて増刊号
元々かわいいキャラが多かった上に『3』で美少女にお姉さんに幼女にオネェなどなど数多くの女性キャラが追加され、ロシアとミリタリーと大統領でお馴染みなDECOゲーのイメージに風穴を開けた異色作かつ人気作であるアクションパズルシリーズの家庭用移植版です。
見た目は当時一世を風靡していた『ぷよぷよ』フォロワーですが、実際は単純ながら精密な操作による連鎖合戦で殴り合う、ファンシーなビジュアルからは想像もつかないほど泥臭いハイスピードな対戦アクションとなっています。
連鎖パターン構築は二の次、ひたすらレバーさばきとボタン連打の上手いヤツが勝つゲーム性は大味ではありますが、この体育会系な熱さに独特の中毒性がありますね。
ちなみにサターン版は名前の通りアーケード版が稼働してから比較的早く発売されたことと、家庭用移植に際してゲームバランスやキャラクターのセリフなどが変更されていることが特徴ですが、後発のプレステ版『よくばり特大号!』 https://goo.gl/nQ9WyC ではサターン版が「すぺしゃるモード」として収録されている上、アーケード版を忠実に再現した「あ~け~どモード」まで収録されていたため、サターン版を買ったユーザーとしては正直釈然としませんでしたw
ポケットファイター
ストⅡストZERO2ストⅢにヴァンパイアからウォーザードといった歴代カプコン格ゲーのヒロインたちが一堂に会した、カプコンギャルズファイターズともいったお祭り格ゲーの家庭用移植版です。
一応リュウケンザンギにダンゴウキも出てますが、キャラ比率では明らかに女子優位なのでギャルゲーといって差し支えないでしょう。
使うボタンは3つだけ、ダメージソースはボタン連打のフラッシュコンボが主力となるシンプルなシステムのお陰で、格ゲーライト層でも気軽に派手に遊べるのが本作の醍醐味。
あちこちに仕込まれたカプコンマニア向けの小ネタも良い意味でおっさんゲーマー泣かせです。
カプコンが同時期にリリースしていた『私立ジャスティス学園』『超鋼戦記キカイオー』もライト層が楽しめるための工夫が多く見られることから、ガチ勢に太刀打ちできず脱落したライト層を拾い上げようと腐心していたことが伺えるのですが、この『ポケファイ』を含めたライト層向け格ゲー群は気軽な反面大味なバランスになってしまったのが惜しいところです。
…しかし、本作の派手でアバウトなバランスは対戦ツール的なガチ系格ゲーより手軽に遊べるので、皆でワイワイ遊ぶパーティーゲームとしては打ってつけです。
蒼穹紅蓮隊
セガサターン版 蒼穹紅蓮隊 デモ ・Terra Diver(Japanes version DEMO)
往年の特撮映画を意識したビジュアルが某人気アニメとネタ被りしたせいで、出来はいいのに変な形で話題になってしまった不遇の秀作シューティング。
プレイヤーキャラの3人中2人が女性なので、ギャルゲーといって差し支えないでしょう。
重厚な崎元仁サウンドをバックに緻密なグラフィックと躍動感あふれるカメラワークに浸りつつ、広範囲の敵を殲滅可能な溜め撃ち「N.A.L.S」を叩き込むのは実に痛快です。
なお(何故か)データイーストからリリースされたPS版『黄武出撃』は男女比率が2/2のイーブンになるのでギャルゲーと呼べなくなる上、サターン版より読み込み速度やグラフィックにおいて見劣りするのがネックですね。
超火力の新機体・黄武で無双するのは楽しいですが。
レイヤーセクション
SS: レイフォース/レイヤーセクション - Opening [60fps]
古典的名作シューティング『ゼビウス』の対地対空ショットを撃ち分けるゲーム性とSF叙事詩的なストーリー展開を劇的なまでに洗練させた『レイフォース』の家庭用移植版。
ゲーム画面で確認できる登場キャラが女性しかいないので、ギャルゲーといって差し支えないでしょう。
サウンドがアーケード版オリジナルではなくサントラ準拠(+開発元のお茶目なやらかし)という点を除けば、アーケード版の再現度においては後発のPS2やスマートフォンでの移植版を上回るクオリティを保っており、このサターン版は20年以上を経た現在においても名作と名高いアーケード版に最も近い良移植となっています。
…とはいえ、オリジナルからして美しくも難しいゲームなので、今から遊ぶならそれなりの覚悟は必要とは言っておきますw
プラネットジョーカー
SF美少女ものとしてのテンプレを踏襲したストーリーと『レイストーム』のヒットに乗じたポリゴン2Dシューティングというコンセプトはまあ真っ当ながら、変に個性を出そうとして「典型的なインド美少女」とか言っちゃう設定やシナリオの迷走ぶりや、ゲーム本編のクオリティが悲惨すぎて一生懸命な声優の演技が逆に笑えてしまうという燦燦たる内容のため、「専門学校生が作った」「ヘッドハンティングしたスタッフがポンコツすぎたけど引っ込みがつかなくてそのまま発売した」などといった噂がまことしやかに囁かれたりと、ゲームとして面白いかは別としてサターン全盛期のゲームバブル的な世相を物語る作品としては興味深い一品です。
ぶっちゃけギャルゲーとしてもシューティングとしても残念な出来ですが、典型的な時代の仇花としての資料的価値はあるかもしれませんね。
…サターンが現役だった頃の投げ売り価格なら笑って済んでたものを数千円の現行価格で買って納得できるかどうかは知りませんが。