さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

まんがライフオリジナル2014年10月号 雑感あれこれ

リコーダーとランドセル(著:東屋めめ

最初に言っておきますが、なつみ姉登場回で私のテンションが上がるのは世間の理不尽さに立ち向かう彼女の健気さに心を打たれているのであって、彼女のルックスや背伸びしたがる性格のお子様っぷりに鼻の下を伸ばしてるわけじゃないですからね!
 
…ノーメイク万歳。

なつみ姉のメイクテクで(顔だけ)大人っぽくなったあつみちゃんに対するタケ兄の反応が相変わらずの残念さながら、なつみちゃんの反応は意外とまんざらでもなさそうですね。
もしも何かの間違いでうまくいっても、色々な意味で大変そうですけど。

ゲーム・レジスタンス1巻&2巻 雑感あれこれ

ゲーム・レジスタンス (GAMESIDE BOOKS)

ゲーム・レジスタンス (GAMESIDE BOOKS)

ゲーム・レジスタンス (GAMESIDE BOOKS)

ゲーム・レジスタンス (GAMESIDE BOOKS)

ゲーム・レジスタンス2 (GAMESIDE BOOKS)

ゲーム・レジスタンス2 (GAMESIDE BOOKS)

尖ったゲームレビューと破滅的なエッセイで、KTCのゲーム誌やブログや自アンで一部のコアなゲーオタに愛されていたゲームライター原田勝彦氏の遺稿集が、少部数(2500部だとか…)ながらも2冊合わせて約500ページという結構なボリュームで発売されました。
原田氏のファンブックという側面が強いのですが、ハイエンド志向の据え置き機がゲームシーンをリードしていた西暦2000年前後の熱気を凝縮したゲームレビュー集としても読み応え満点の一冊となっています。
…扱っているジャンルに偏りがあるのは仕様なのでご了承ください。
 
『ユーズド・ゲームズ』系誌の記事はイベント限定冊子で書かれたものまで収録されている上に、未収録分も著作リストでフォローしていたりと、なかなかの充実ぶり。
ゲーム批評』での仕事は編集部が解散している為に収録されていないのは、権利関係で復刻できないレトロゲームみたいだな〜…と思ってみたり。
 
巻末の特別寄稿で津田清和さんと奥山美雪さん(!)が言及されているように、原田さんってば優れたセンスを持っていながら、良くも悪くも妥協できない性格で損してた印象が拭えませんね。
そんな真っ直ぐで不器用な人だからこそ、一部読者から熱烈に愛されていたのも事実ですけど。
 
  
…ところで単行本の帯に応募券(?)みたいなのがあるけど、何かに使う予定でもあるんですかね。

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まんがタイム2014年10月号 雑感あれこれ

ひらめけスイッチ(著:トフ子)

日々のトラブルにマクガイバー精神あふれる工作で挑戦する平目くんの発明日記…だったのが、気がつけば不思議系むちむち美人な小波さん&朗らか天然つるぺたっ娘な梶木さんが無防備に覗かせるフェティッシュな魅力を楽しむという、何ともマニアックな方向へ進化しつつありますね。
 
今回も谷間未満な隙間をヘソまでさらけ出すわプロレス技を要求するわと、思春期真っ只中の岩名くんを惑わせまくる一方で、ほにほにでもんにょりな小波さんの柔らかさを全身で堪能する梶木さんが小悪魔すぎてもうね…。

まんがタウン2014年10月号 雑感あれこれ

涙の数だけ輝いて!(著:柳瀬ルカ)

やはりアイドル漫画はライバルからの妨害が入ってからが本番!…と思ってしまうのは、我ながら発想が昭和風味です。
今回の脅迫騒ぎは、なーちゃんたちの原点や他のアイドルたちのエピソードを掘り下げて描く良いきっかけになりましたね。
 
…残念ながら、なーちゃんの気苦労が減るきっかけには繋がりませんでしたけど、そこは運命というかご愁傷様というか。

まんがくらぶ2014年10月号 雑感あれこれ

腹黒舞子さんとの京生活(著:樒屋涼)

半年以上ぶりで『くらぶ』に帰ってきた舞子さんと、彼女の容赦無いツッコミでイジられまくる恵ちゃんたちの姿は、久々にタイトル通りというか連載開始当初を思い出しますね。
 
…けど後半で恵ちゃんとの相思相愛っぷりを隠し切れなくなるところは相変わらずだったりして。

まんがホーム2014年10月号 雑感あれこれ

あれ?『警戒少女いちごちゃん』は…?
 

天国のススメ!(著:宮成樂)

「おおおお前ものスゴクさかなだぞ!!」
 
以前から怪奇現象が大好きだったとはいえ、自身が怪奇現象になっても動じないどころか水を得た魚のようにはしゃぐ草間くんってば、何というかルビコン川を渡っちゃった感じ。
しかしここまで幸せそうだとツッコむ方が野暮かもしれませんね。
 
…それはそれとして、相変わらず報われない太一くんの扱いにそっと涙してみたり。

ロールプレイングゲームサイド VOL.01 雑感あれこれ

シューティング、アクション、アドベンチャーと、気がつけば普通にオールジャンル本に戻してもよさそうなほど幅広いジャンルをカバーしているゲームサイドが、満を持して国民的ジャンルというべきRPGをフィーチャーしてきましたが、その切り口は流石というか相変わらずマニアック。
メジャーなテーマを取り上げた時こそ雑誌の持ち味が発揮される…というのが個人的な持論なのですが、このロールプレイングゲームサイドは正にその典型例ですね。
 

国産RPGの歴史[PCゲーム編]

巻頭特集から30代以下の読者がリアルタイムで体験してなさそうなゲームが語られてますが、直接触れることが出来なかった時代の熱気を疑似体験できることこそがゲームサイドシリーズの醍醐味でもあるわけで。
 
この当時から技術的な進歩がアニメ的なビジュアルとストーリーに強く反映されるという現在のコンシューマーRPGにも見られる傾向が色濃く表れているのが興味深いですね。
 

シリーズ特集 メタルマックス

デコゲー」という言葉に含まれるニュアンスは肯定的な要素だけではないのですが、こと家庭用に関しては個性的かつ評判が高い作品が多く、このメタルマックスデータイーストが潰れた後も、権利関係のゴタゴタを乗り越えながら根強いファンに支えられて細く長く、そしてしぶとく生き残ってきたシリーズのひとつです。
 
本特集ではシリーズ全般の紹介はもちろん、みや王こと宮岡寛氏をはじめとした制作スタッフがポシャったDC版『ワイルドアイズ』を含めた過去作品の舞台裏を赤裸々に語るインタビュー記事は実に読み応えがありますね。
 
…とか言いつつ、メタルマックスSFC『リターンズ』とDS『2リローデッド』を買いながらも積みっぱなしという体たらくだったりして。
せっかくだから『2リロ』あたりから手をつけてみましょうかね。
 

真説・コンピュータRPGの起源

コンピュータRPGの元祖といえば『ウルティマ』『ウィザードリィ』といったPCゲームが真っ先に思い浮かびますが、この特集ではその源流というべき教育用汎用機におけるマニアたちのゲーム制作記が克明に取り上げられています。
 
当時の開発者たちへのインタビューを読んでみると、あくまで一学生でしかなかった苦労話や、他の開発者に対するリスペクトとライバル意識など、先見性と技術力に感心しつつも、現在の同人ゲーム製作者や我々ボンクラゲーオタに通じるところが見受けられて、色々と興味深いですね。
 
ロバート・ウッドヘッドやリチャード・ギャリオットといった伝説的クリエイターが他のゲームマニアたちの強い影響下にあったというのは衝撃であると同時に、彼らに対する親近感も湧きますね。
 

ドルアーガの塔

30周年か…。
近所のオモチャ屋に置いてたアーケード版を年長のお兄ちゃんたちにあれこれ教わりながら遊んでた頃から随分経ったもんだ…。
 
とはいえ、私の世代にとって『ドルアーガ』はファミコン版が主戦場でありました。
当時ちょっとしたベストセラーになったというケイブンシャファミコン版攻略本も小遣いをはたいて買いましたが、この攻略本では「これがRPGだ!」という謳い文句で『ブラックオニキス』をはじめ、スクウェアの『Will』といったテキストアドベンチャーをどさくさ紛れに紹介したりと、今になって思えばRPGというジャンルを説明するという建前のもとにPCゲームマニアと思しきライターの趣味丸出しの内容になってました。
 
この攻略本は実家にもさすがに残ってなさそうだし、機会があれば本誌で紹介してもらえませんかね。