さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

御幣島でファミプロと握手!

去る3/10、大阪市西淀川区民ホールで、日本唯一のファミプロこと恋パラ支部長が主催するアナログゲームオフ会に参加してきました。
http://zenfami.blog91.fc2.com/blog-entry-1014.html
 
12時間ぶっ通しで非電源ゲームを遊び尽くした上に、二次会も呑み会なんてヌルい事を言わず、場所を移して朝までゲームに明け暮れるというスパルタンなこのオフ会、前日に夜勤があったために昼頃からの途中参加となった私にとっても中々にタフなイベントではありましたが、イベント後の丸一日が使い物にならないほど疲労してまで参加した甲斐はありました。
 
ちなみに支部長は6/9にも大阪でのゲーム会&トマトラーメンイベントを目論んでいるそうなので、興味のある方は支部長のサイト及びツイートをチェックしておくといいかもしれません。
http://zenfami.blog91.fc2.com/
https://twitter.com/#!/koi_shibucho
 
私が会場に到着した時点で、既にゲームは盛り上がりまくり。
 
一段落したところで私もゲームに混ぜてもらったんですが、入れ替わるような形でインターバルに入った支部長と女児(参加者の娘さん)のラブラブっぷりは傍で見てると仲良し親子にしか見えませんでした。
「いやー、俺がロリコンだったらヤバかったね!」
 
途中参加ながらも結構な数のゲームで遊んだのですが、全てについて挙げるとキリが無いんで一部だけをいかに紹介。
…そういや『カルドセプト』をモチーフにした『カルドロン』(https://sites.google.com/site/culdron/home)を遊び損ねてたな。
 

どきどきワクワク相性チェックゲーム(http://allabout.co.jp/gm/gc/215780/

あんまりなタイトルからは一ミリも期待を持てませんが、本来は「Compatibility(互換性)」という海外産の二人三脚なボードゲームでして、出来のよさと邦訳センスの残念さについては参加プレイヤー全員の意見が見事に一致することとなりました。
 
2人1組のプレイヤーがイラストや写真が描かれた手札の中からランダムで選ばれたテーマに沿った2〜5枚のカードを出し合い、相方と一致したカードが多いほどゴールへ近付けるというスゴロクとなっていて、シンプルながらペアとなった相手の思考を読み合うのが熱いルールは、そのままTV番組にしても盛り上がりそうですね(既にあるかも知れないけど)。
 
私は「げーむのせつめいしょ(仮)(http://www.geocities.jp/frnyanko/setsumei/)」管理人の音無さん(支部命名w)とのペアで最初は好調でしたが、ノリ重視の音無さんと変に捻りたがる私が中盤以降でズレまくり、最後に追い上げたものの惜敗を喫してしまいました。
「えー!?なんでそこでオバちゃん(のカード)出すの?」「…いや、皆してオバちゃん出して欲しいって空気出されてたし」「そんな空気読まんでええから!」
「オバちゃんは保母さん役ってことで」「わー!私も私も!!」
笑顔が眩しいオバちゃんは、ここぞって時の人気カードでありました。
 

エセ芸術家 ニューヨークへ行く(http://oinkgms.com/?pid=37395574

各プレイヤーが協力してお題に沿った一枚の絵を完成させるのが目的なのですが、一人だけ紛れ込んでいる「エセ芸術家」を見つけ出すために互いの腹を探り合うのがこのゲームの醍醐味です。
 
誰がエセ芸術家か知っているのは当の本人と司会者だけですが、お題を知らない事を悟られず周りに合わせて絵を描くのは一苦労。
エセ芸術家を見極める側も、素直に描いてるとエセ芸術家にお題がバレやすく、それならとお題が分かりにくい絵を描けば自分が疑われるリスクが高まるし、そもそもお題をきちんと表現できる絵のセンスに欠けてる人もいるわけで。
 
…と、シンプルなルールながらもパーティーゲームとしての完成度が非常に高いこのゲーム。
ちなみに私は3回遊んでエセ芸術家を2回、司会を1回担当したのですが、勘とハッタリを駆使して立ち回るのはなかなか楽しかったです。
 
しかしこのゲーム、ルールを知っていればペンとメモ帳を用意するだけで問題なく遊べてしまうのは長所なんだか欠点なんだか。
 
 
メンバーが何度か入れ替わりながら盛り上がりつつもタイムアップとなった西淀川区民ホールを後にして、支部長の知人であるペキンさん家を舞台に二次会を開始。
ゲーム自体も大変盛り上がったのですが、それ以上に会場としてお宅を提供して頂いたペキンさんのハイクオリティ極まるおもてなしには感謝の至りです。
「すごいぞ、ラピュタは本当にあったんだ!」なんてリアルで言う機会はそうそうありゃしません。
 

ゆっくりクラッシャーズ(http://harakiricircus.web.fc2.com/rule.html#yu_kr

場に出されたカードより高い目のカードを出し合う、見た目はunoに近いゲームですが、各自がピラミッド状に組んだ5種×3枚の点数チップを巡った攻防が実に熱いです。
各色を満遍なく置くのも、一色は捨てて残った色を固めるもよし。
手札を固めて守りに入るか、脆い相手を全力で攻めて速攻を狙うか。
 
手札次第で戦術を臨機応変に切り替える必要がある本作において、最大3枚のカードを同時に出せることとドローや順序変更のカードが多めに入っていることで、派手な殴り合いを促す一方で手詰まりを防ぐという好バランスを生み出しています。
 
参加者が誰も「東方」シリーズに思い入れがなかったことが何の障害にもならない盛り上がりを見せました。
 

バッドモーテル(http://lovelygame.web.fc2.com/game/bad.html

徘徊する殺人鬼の追跡を逃れつつ、閉ざされたモーテルからいち早く脱出する探索型ゲーム。
プレイヤーが起こせるアクションは1〜4マスを移動するカードをターン毎に1枚出すことだけながら、行動順が被ると移動ができない代わりに気絶(行動不能)からの回復チャンスになることと、4人のキャラクターを誰が演じているかを伏せつつ自分だけが脱出するために繰り広げる虚々実々の駆け引きはなかなか嫌らしく楽しめます。
 
しかし皆の手の内を把握すると、脱出に一番近い一人を他プレイヤーが容易に妨害できてしまうため、脱出経路が明らかになった途端に展開がダラダラしてしまう印象を受けました。
今回のプレイでは脱出経路に近い二人のどちらを狙うか…という択一状況で妨害を受けなかったプレイヤーが勝利したのですが、そこへ至るまでのプレイがひたすらに長くなってしまった事を受けて、「脱出条件を見直すべきでは?」「いっそゲームオーバー条件を厳しくした方が…」と、試合終了後は別方向で盛り上がってしまいました。