さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

4コマ徒然語り 第2回 『WARNING!!ダライアスさん』(著:藤丸あお)元ネタまとめ

この作品は、ゲームセンターを10倍面白くするゲーム雑誌『アルカディア』で連載されていた、タイトーの名作シューティング『ダライアス』シリーズに登場する戦闘機や大型戦艦が擬人化された女児たちに懐かれたり爆発(物理)したりする理伊賀(りいが)くんの毎日を描いた、タイトーもしくは女児に興味がある人なら楽しめる日常系4コマです。
 
とはいえ「パロディと言っても上辺だけだろ」「あまりゲームやらないからネタの意味が分からない」という先入観を抱いてしまって、本作を手にとる機会を逃してしまった濃いゲーマーや4コマ好きがいるかもしれません。
そんな方々のために、『ダライアスさん』で扱われたゲームパロディの元ネタをざっとまとめてみました。
ゲーマーの方々には本作の”濃さ”を計る目安に、ゲームネタが分からない人には解説&トリビア集的に、それぞれお役に立てば幸いです。
 
…や、結局は自分が書いてみたかっただけですが。
 
※お断り※
この元ネタまとめはネタバレ要素が山盛りなのはもちろんの事、調査結果は私の知識及び手元にある資料に基づいて作成したものですので、ネタの拾い損ねや間違いがある可能性があることを予めご了承の上で読んでくださいませ。
確証が取れなかったネタはまとめから省いていますが、誤り等があった場合は、コメント欄で指摘いただければ幸いです。
 
 

ばーすとさん

・透明の球体に入ったシルバーホーク

シリーズ恒例の1UPアイテム。

・「ばーすとの心が開放されました」

ダライアスバーストAC』クロニクルモードにおけるエリア開放メッセージのオマージュ。

却下!

・かくん

設置バーストはショットを撃たない時は自機の動きに合わせて発射角度を変更できるけど、慣れないうちは意図しない場所へぶっ放しがち。

UST配信

・ずんたさん

「ズンタ!」コールはZUNTATAライブの名物。

・ZUNTA NIGHT

2010年10月より不定期に配信されてきたZUNTATA公式UST番組『ZUNTATA NIGHT』が元ネタ。アルバムが紹介される度に通販サイトで在庫切れやサーバ過負荷を引き起こす事から「ジャパネットZUNTATA」の別名を持つハタ迷惑な番組でもあります。

ふぉする家

・魚拓

ダライアスバーストAC』の筐体に負けないサイズのアイアンフォスル魚拓。Tシャツや非売品タペストリーにもなってたりする。なお一部のマニアックなゲーセンでは今でも飾られている模様。

・「本当は四人どころじゃないがな」

『あっかんべぇだぁ〜』の舟盛りフォスルとかな。

WARNING! MORNING!

・「GAIDENだぁぁー!!」

ダライアス外伝』をモチーフにした『ダライアスバーストACEX』の自機”GAIDEN”のブラックホールボンバーはあくまでバースト攻撃の一種なので、『ダラ外』的な緊急回避効果を期待するとサクッと死ねるので要注意。

はじめてのおつかい

・GALACTIC STORM

タイトーが1992年にリリースした業務用3Dシューティング。OGRこと小倉久佳氏が手がけたBGMは未だに高い人気を誇る。

音楽性のWHICH

・「生DADDYMULK 超盛り上がったのよ」

ゲームミュージックフェスティバル'90」で本職の津軽三味線奏者が参加したZUNTATAライブはゲーム音楽ファンの間では伝説となっています。

・GOOD-BYEハルマゲドン

電車でGO!』を手がけたユニット「ZUNTATA-JAM」の怪アルバム『スペース遣隋使』に収録された出オチ感あふれる迷曲です。

ランクのキングダム

・クイーンフォスル様

シーラカンス=序盤の雑魚ボス…というシリーズのお約束を打破する強さとデカさを誇る『Gダライアス』の巨大戦艦ボスその1。

おはなししませんか

・ジ・エンブリオ

『Gダライアス』に登場するラスボスの一角にしてシーマの母胎。『ダライアスバースト』ゾーンJエンディングにおいて、ばーすとさんのモチーフであるTi2がジ・エンブリオンとの対話を試みるシーンが描かれています。

ダライアス残念さん

・One more chance…

ダライアス外伝』ゾーンWエンディングでは、ゲーセンで『ダライアス外伝』をクリアして勝ち誇る男性主人公ケイスの横で力なく倒れる女性主人公アンナ…というメタでシュールなオチがつきます。

ラテン系ファイター

・η温泉

『Gダライアス』に登場するデカくて強くてラスボス専用と思われた「Adam」がかかるシーラカンス戦艦その2ことファイヤーフォシルさんが登場するゾーンηは、燃えたぎる溶岩で覆われた灼熱の星です。

DBACEX NG集

・テイクオーフ サイバリオン

ベルサー戦艦ダークヘリオスを覆う外装を破壊すると、中から黄金の龍・サイバリオンが現れます。…なお、ジ・エンブリオンさんの本来の出番はダークヘリオス撃破後のエンディングなので、今回は思い切りフライングしてますね。

・「シーマのネットワークは宇宙一ー!!」

ジ・エンブリオンたちシーマは亜空間ネットワークで繋がる集団知性であるため、ダライアス星系の亜空間ネットワーク端末であるTi2は比較的シーマと近しい存在といえます。

キャッスル陥落

・「ミッションれでぃ―――」

家庭用『ダライアスバースト』のミッションモード及び業務用『AC』のクロニクルモードは、ボスとの連戦を含めた特殊なシチュエーションでの戦闘をクリアしていく内容となっています。

G.T.の謎を追え!!

・「アレは…我がシーマの戦艦?」

ベルサー軍の旗艦としてお馴染みのグレートシングですが、そのルーツは『Gダライアス』のゾーンοエンディングでベルサーに回収されたシーマの旗艦だったG.T.です。

ANCIENT JOKER

・「耳が取れたショックで青ざめて…」

22世紀の地球で発生した、ネズミによる家庭用ロボット損壊事件のこと。

小さな親切大きな誤算

・ミラージュキャッスル

外部ユニットを失い小型艦としての本体を現したミラージュキャッスルが画面外から半分だけ顔を出して誘導レーザーを放つ姿は『ダライアスバースト』随一の萌えシーンです。

喉に!喉に!

・ネホノジア

食べる前は業務用『ダライアスII』のゾーンCボス「キラーヒジア」だったと思われます。

一画面でも愛して

・「ボディソニック元祖の姉デース!」

初代『ダライアス』のシートには低音用スピーカーが入っているだけで音を振動に変換するトランスデューサー機能が無いため、厳密に言うとボディソニックの定義から外れますが…いんだよ細けぇ事は!

エイプリルの死闘

カバヤキモード、DBAC48

「業界初!48人同時プレイ可能!!(ギネス申請中)」『ダライアスバーストAC』筐体を12台連結!その名もDBAC48!!
…これもウナギーフォスルと同じく、2011年に公式サイトで公開されたエイプリルフールネタでした。

FAKEなお嬢さん

・ドスン ドスン

イソギンチャクのくせに飛び跳ねまくるエレクトリックファンさんは元気なおちゃめさん。

備えよ常に

オーバークロックモード

通常時のTi2は肩に触れない程度のおかっぱヘアでネコミミ状の頭部パーツも寝た状態ですが、ばーすとさんは常にオーバークロックモード。…これって常に超サ○ヤ人状態を維持していたセ○ゲーム時の某親子みたいなもんなのだろうか。

ROAD OF VICTRY

・キャプチャーボール

捕獲した中ボスは一定時間で爆発轟沈してしまいます。諸行無常

フクザツチルドレン

・DUAL SPIN

「デュアルスピン」はミラージュキャッスル&ファントムキャッスルの本体による二隻一組ユニットの呼称です。

甘そうで甘くない少し甘い鬼畜

・フォスルのぼり

昨年4月に開催されたオンラインイベント「こどもの日特別編!がんばれ男の子!第3回シルバーホーク杯」の告知イラストが元ネタ。新聞紙カブトを被ったファントムキャッスルさんや、吹き流し役のダークヘリオスさんも参加していました。

ボス哀歌

・「私はグリーン…おっと アンノイイングコロナタスです 毎度っ!」

初代ではラスボス・グリーンコロナタスとして華々しくデビューしたものの、ライトニングコロナタスの名で登場した『Gダライアス』では一人だけ他のラスボスとBGMが違う(他ボスの使い回し)、『バースト』ではPVでシルバーホークにボコられるのが最大の見せ場な中ボス…と、タツノオトシゴ型ボスはシリーズが進む毎に扱いが悪くなっています…(涙)。

伝説復活

・金鷹号

サイバリオン』ではシルバーホークと同じ姿で黄金色の支援機「ゴールドホーク」が登場。サイバリオンの後ろにくっついて援護射撃をしてくれます。

・「なあに バーストビームは出せんが 男は気合ィィ――」

初代をモチーフにしたシルバーホーク・オリジンはバーストが使えません。

暴君降臨

・「まさに暴君!!」

ダライアスバーストAC』オリジナルモードにおける難易度易しめなA-D-Hルート(別名:光導ルート)のラスボスとして『組曲光導〜第五曲 暴君〜をBGMに現れるバイオレントルーラーを撃破するのは、さしずめ初心者シルバーホーク乗りの卒業試験と言ったところ。

対抗:白イナニカ

・「楽しみだな 今夜のZUNTA NIGHT バンド対決だもんな〜」

2012年1月の『ZUNTATA NIGHT』第5回はセガサウンドチームのUST番組『[H.]な夜』とのコラボレーション。お約束な濃い目の業界トークだけでなく、互いの名曲をアレンジして生演奏するなど、出演者も視聴者も白熱する名番組となりました。

小悪魔系システム

・「うおおお!? キャプチャ―――!?」

『Gダライアス』においてキャプチャーボールで捕らえられた雑魚や中ボスは、散々こき使われた後にαビームかボムとして消費されます。

海でも安定外伝さん

・「THE SEA!」

『THE SEA』は初代の海中面BGMの曲名。浮力によるアイテムの取りづらさに涙したパイロットは少なくないはず。

・WE LOVE GAME!

タイトー直営ゲーセン「タイトーステーション」で一時間ごとにかかるテーマ曲「We Love Game! TAITO STATION」より。
実際に聞いてみたい人は最寄りのタイトーステーションへGO!

・外伝さんのリュックサック

スタッフロールでピチピチ泳ぐ姿が印象的な『ダライアス外伝』ゾーンAボスのゴールデンオーガがモチーフ。色違いのストームコーザーと一緒に商品化されないものか。

ときめき☆バージョン

・「Ver.2で突撃だ!」

タイトル画面の色が違う『GダライアスVer.2』ではシーマ軍が本気すぎて、家庭用移植がされてない程にファンからドン引きされちゃったのは言わないお約束。

・「海という開放的響きに つい心がUnlockモードにっ」

『ダライアスバーストACEX』ではちょくちょく新エリアがUnlock(開放)されてましたが、こちらは先述のVer.2と違って好意的に受け止められていたようです。

捕鯨大成功

・「ダライアスのアップライト筐体だ!!」

椅子に座らずに遊ぶのがスタンダードスタイルなアメリカ向け『ダライアス』は椅子もボディソニックもないアップライト仕様だったそうで、解説にある「アップライト筐体の純正品は存在しない」というのは日本国内向けに限った話みたいです。

・say PAPA

言わずと知れた『ダライアスII』最終面の名BGM。

・マザーホーク

○パ○パの親父かよ!…と一部でネタにされた『ダライアスII』の非海洋生物なラスボスその1。見た目は自機そっくりなのに機体上部の角(?)をアイス○ッガーみたいに飛ばしてくるなど、攻撃方法はまるで別物。

・バイオストロング

バ○ドかよ!…とネタにされたか知らないけど『ダライアスII』の非海洋生物なラスボスその2。見た目は謎の胎児というラスボスは結構あちこちで見られるモチーフではありますね。

ULGA PLEASE

・「まさかIIさんが赤ちゃんとは…」

ダライアスII』はストーリー上の時系列ではシリーズ中で最も新しい時代のエピソードです。

・「幻…この敗北は そう…幻…」

廃墟となった都市での死闘を経て強敵グレートシングを撃破した主人公たちの前に現れたのは、戦いの痕跡など見当たらない豊穣たる大自然。我々は幻を見ていたのだろうか…という謎めいたゾーンZ'のエンディングは『ダライアス外伝』最大の謎かもしれません。

・ぱぱ♡

ダライアスII』最終面BGM「say PAPA」で聞こえる「パパ」という声の主は作曲者OGR氏のお子さんだったというのは有名なトリビア

・I always wanted a called … TUNA SASHIMI!

名曲「OLGA BLEESE」をバックに親切にも字幕付きで流れる『ダライアスII』ゾーンA冒頭の迷ナレーション。OGR氏曰く「刺し身にして食ってやる!」という勇ましいセリフをイメージしていたものの、翻訳担当者にうまくニュアンスが伝わらなかった結果の産物だとか。

ネットスペースガーディアン

・「物量作戦だけでは勝てぬ…亜空間通信ネットワークを活用するのだ」

ダライアスバースト』におけるベルサー軍は、亜空間ネットワークへのウイルス攻撃によってダライアス軍に大打撃を与えるという頭脳派です。

一画面同盟

・「シリアルNo.555!」

ZUNTATAのサントラ「RARE SELECTION」シリーズにはシリアルナンバーが割り振られていたそうです(私は残念ながら未所有ですが)。

・The world of spirit

ダライアスバースト』ゾーンH及びIで流れる名BGM。開発初期には1面BGMとして作曲されたものが演出上の意向で最終面の曲になったというエピソードは作曲者・土屋氏のインタビューで度々語られています。

・「う〜ん………ん…ばーすと…!?」

ダライアスバースト』ゾーンH(ハングリーグラトンズルート)エンディングでは、激戦の末に消失した機体から脱出したリーガ・プラティカが、同じく期待を脱出したTi2によって保護される姿が描かれています。

WARNING!CHANGING!

・「ふああ…おはよう ばーすと…ってだれこれー!?」

ダライアスバースト』のネクスト操縦者・リーガ・プラティカさんは金髪裸眼のアゴ髭イケメン青年。なおゾーンKエンディングでTi2と並んだ姿が父と娘にしか見えないというのは禁句。

A.N.CGHILDLEN

・「主役機と一面ボスの格差でもあるけどね」

敵基地から奪った竜型ロボが主役機の『サイバリオン』はストーリー上『ダライアス』とリンクする部分が多かったり。

神のカクテル

ボンノクボってなんだろ 神秘の泉ボンノクボ
ほとばしる神の髄液 生まれゆくコスモ

たのしいフォスル一家

・「あたしやファイア姉さんみたく 武器を大量に仕込むのさ」「仕込む…!?」

元ネタ解説から逸脱しちゃいますが、「尻(尾びれ)からバースト砲が出る」というアイアンフォスルのステキな特性が作中で描かれなかったのは少々もったいないですね。

ギャラクシートイズ

・「こんなかわいくされるとはー!」

『Gダライアス』のボスキャラ・アブソリュートディフェンダーぬいぐるみは、G.T.共々プライズ化希望。

ZTT LOVERS

・「しょっ 初代さん!?」「ココではHATUYOだヨー☆」

メガCD版『ニンジャウォーリアーズ』はバニーガールに扮したTAMAYO女史の艶姿が拝めるZUNTATAモードが収録されてます。ちなみに死体役を演じたのは「ばびー」こと石川勝久氏。

黒い疑惑と白い罪

・「漆黒に染まっただと――!?」

元々強いグレートシングが『ダライアスバーストACEX』で更なる強化を遂げた「G.T.B」は歴戦のシルバーホーク乗りすら恐れる強敵。素のG.T.でも手に負えない私にとっては雲の上の存在と言えます。

THE LOST CATSLE

・アロイランタン

ダライアスII』ゾーンBでチョウチンアンコウ型の大型ボス・アロイランタンを撃破した後は、内部へ突入してスティールスピン(ミラキャスさんと同様のハリセンボン型戦艦)との連戦となります。

四天王のおもちゃ担当

・「すみませんっ!!二軍(中ボス)落ちだけはお許しを!!」

ゾーンA冒頭で中ボスとして登場するキングフォスルをはじめとして、『ダライアスII』では前作のステージボスが道中の中ボスとして登場するケースが多く、格下げされた悲哀を嘆くか、出番があるだけマシか、プレイヤー的には少々複雑な気持ちにさせられます。

武勇外伝

・「これはいただき物ですが」

ダライアス外伝』ゾーンYエンディングでは、某SWで見覚えのあるダライアス星の原住民から勲章を受け取る場面が描かれています。

・「その惑星 今はないんですけどね」

同じく『ダライアス外伝』ゾーンZエンディングでは、ダライアス星の中枢に潜んでいたキュリオスシャンデリアを撃破した影響で惑星全体が崩壊するという悲劇が起きたのですが、その真相は外伝さんの八つ当たり…!?

BOSS HALF

・「じゃあ半分こでどお?」

ダライアスR』では初代『ダライアス』からグレートシングをはじめとするラスボスBGMとして人気の「BOSS 7」を、原曲の前半中心&後半中心という2つのアレンジ曲にするという野心的な試みを行っています。
…二分割アレンジって発想は面白かったんですけどね…発想だけは。

なかよしおたまじゃくし

・両者一歩もゆずらず!

Rさんはダライアスシリーズの名曲を色々歌えるのですが、ファンからは「やだよ やだよ 嫌だよ」と不満気な意見をもらうことが多いようです。