アクションゲームサイド VOL.01 雑感あれこれ
シューティングゲームサイドに続く、ジャンル特化型雑誌の第二弾が満を持して登場！
2Dアクションゲーム専門誌と銘打っていますが、実際のところ「アクション」という言葉は許容範囲が極めて広くあいまいなだけに、定義づけが非常にやりにくいジャンルだったりします。
シューティング要素が強い奇々怪界やロックマン、イースやゼルダなどのアクションRPGも「アクションゲーム」の範疇に含まれるのか、「2D」という言葉に拘れば奥行きのある3D視点のゲームはどうなるのか…アクションという定義を厳密に考えていくとキリがありません。
【シリーズ特集】ワルキューレの冒険・伝説・栄光
そんな本誌の巻頭特集に、シリーズ１作目がアクションRPG、２作目はシューティング寄りのシステムとなり、以降はテキストアドベンチャーを始めとする多彩な派生作品を生んだ『ワルキューレ』シリーズを取り上げたのは、「アクションゲーム」というジャンルをどう捉えるかという所信表明というべきかもしれません。
マニアからスルーされがちな携帯アプリというメディアでリリースされた為にメジャーシリーズ中のマイナータイトルとなった『ワルキューレの栄光』を大きく取り上げてるあたりはいかにもゲームサイド…というか記事を担当したファミプロらしいですね。
iPhoneやAndroidといったスマートフォン全盛の今こそ、こうした携帯アプリ作品をスマートフォンへ移植することで再評価のチャンスを与えるべき！
…と思ってたら、既に『栄光』一作目はAndroidアプリで配信中だそうですね。
（http://www.bandainamcogames.co.jp/mobile/app.php?id=818）
けど私ゃAndroid持ってないんでiPhoneアプリも是非！ と思わずにいられなかったりして。
閃乱カグラBurst −紅蓮の少女達−
CERO-D（17歳以上対象）の「爆乳ハイパーバトル」を標榜し、美少女の乳やら尻が乱れ踊る公式PVや各ゲーム雑誌の記事を見るにつけ、お色気美少女アニメファンをターゲットにしたガチゲーマーと無縁のタイトルかと思っていたのですが、本誌の記事によれば地上・空中問わない多段コンボを手軽にゴリゴリ叩き込めるベルトスクロールアクションだと知って、『エイリアンvsプレデター』『ニンジャウォリアーズ アゲイン』好きとしては「どうして早く言ってくれなかったんだ！」という気持ちでお…一杯です！
実際の話、この記事を読むまで本作のジャンルすら知らなかっただけに、極端にキャッチーな売り方は必ずしもプラスに働くもんじゃないよなー、と思いますね。
「何かグァーッ！ と熱くなれるゲームないかなー」ってところに美少女のおっぱいとかぱんつを繰り出されても困っちゃいますし。
ゲームサイド横丁
いつの間にかシューティングゲームサイドでもご無沙汰になってた編集後記が久々に復活。
他の雑誌はいざ知らず、ゲームに対する評論よりラブレターで構成されたゲームサイド系列誌においては、ライター陣の素顔を垣間見られる機会というのは結構重要な要素なのですよ。
