さるたに秘密メモ@はてなブログ

不定期更新。ゲームとか4コマ漫画などなど。

代々木アポーツ 雑感あれこれ



キザシ

有志によって開催された3DSカルドセプトの対戦会『代々木アポーツ』(http://yoyogi.culdcept.net/)に参加してきました。
 
発売日が発表されて即企画されたこの対戦会、発売延期されたらどうなるんだとか、いざ3DS版が発売されるとアポーツ(※)が採用されてないことが判明するなどの不安材料もありましたが、フタを開ければ100名を超える参加者が集まる大盛況。皆がこぞってカルドセプトに興じる光景はなかなか壮観でありました。
 
※アポーツ:全セプターを使用者がいるマスへ集めるスペルカード。3DS版ではイベントシーンのみに登場。
 

ラン

夜勤を終えて仮眠をとる間もなく飛行機に飛び乗り、期待に胸をサルファバルーンのごとく膨らませながら前日の夕方に国立オリンピック記念青少年総合センターへ到着した私を待っていたのは、昼頃に到着してから延々カルドしまくっていた前泊組カルドジャンキー共でした。
 
かく言う私もブックの試運転を兼ねて、ヨシさん、フィラさんとダムウッド3人対戦を開始。
ウルフをはじめ珍しいクリーチャーがネタ臭を漂わせながらも意外に伸びるフィラさんに交差点の高額拠点を踏ませて達成が見えた…と思ったところでSTが目一杯上がったヨシさんのシェイドフォークに拠点をあっさり取られて最下位へ転落。
「シェイドフォークが見えてるのにホイホイ火クリーチャー撒きすぎ」と試合後に説教される体たらくでした。
 
人数が集まり、大会の準備も一段落ついたのを見計らって会場近くのお店で晩飯というか呑み会開始。十数人の飛び込み客を良心的価格で受け入れてくれた山小屋ビストロさんには感謝しきりです。
ひたすらカルド話に興じる呑み会で「「一番好きなカード」…はありがちだし「一番どうかと思うカード」を挙げてみようぜ!」と言ってみたところ、お手軽感が強すぎるマジックブーストと3DS版で仕様変更されたランドトランスに話題が集中。場数を踏んだセプターにとって、プレイの軸となる収入系スペルの動向を気にせずにはいられないようです。
 
寝不足だったので、宿舎へ帰った後はそのまま就寝。
3DSを取り出して対戦を始める皆の歓声と悲鳴に混じりたくはありましたが、そこは対戦会本番までの辛抱ということで。
 

ニジ

一夜明けて対戦会当日。
設営を終えて皆が大会ルールとブックを確認し始める中、フルコンプ勢に足りないカードを分けてもらう人たちが見えたので、地形変化と移動スペルが少々心もとない私も混ざってみたり。
 
「カードは何でもあげるんで、チョンチョン余ってたらあるだけ下さい」
「別にいいですけど…なんでよりによってチョンチョンなんスか?」
「いやー、私ちょっとチョンチョン集めてるんですよ」


…そんなhsuさんのあだ名が「チョンチョン」になったのは言うまでもありません。
 

タイジ

試合で使用したのは以下の2ブック。ブック名に4コマ漫画のタイトルをつけてるのはDSの頃からの習慣ってだけで、深い意味はございません。
 
BookName:サクラ町さいず

Creature 21 Item 5 Spell 24
アイボリーアイドル 2 ガセアスフォーム 1 インフルエンス 1
F・ジャイアン 1 ファイアーボルト 1 シャッター 2
ガスクラウド 3 ファルコンソード 1 テレポート 2
ゴーレム 2 マサムネ 1 バイタリティ 2
サラマンダー 1 ムジナマスク 1 バインドミスト 1
サルファバルーン 2 フォーサイト 2
シャラザード 3 ヘイスト 3
ドモビー 2 ホーリーワード6 2
ピラーフレイム 3 ホーリーワード8 4
ナイト 2 マジックブースト 2
マスグロース 1
マナ 2

サクラ町さいず (9) (まんがタイムコミックス)

サクラ町さいず (9) (まんがタイムコミックス)

レギュレーション「EASY」(ダムウッドの森・3人戦)で使用。
火属性は使い勝手のいいレア度Nクリーチャーが揃っているのでアイボリーアイドルとの相性は上々。サルファバルーン、シャラザード、ドモビーも特殊能力が優秀な割にコストが安いのでアイボリー場でも気軽に使えるのがミソ。
アイボリーにこだわらなくても撒いて走れば勝負できるブックですが、やはりアイボリーを置いてカード使用コストの高騰に四苦八苦する対戦相手を見ながらプレイするのがこのブックの醍醐味です。
 
EASYでの戦績は4戦1勝。
あと一歩ってところで追い付けない試合が多かった印象でした。3人戦だと高額踏みが発生したら止める間もなく達成まで持っていかれるケースが多いので、マナを削って地形変化や干渉手段を増やした方が良かったかもしれません。
 
BookName:トンネルの華子さん

Creature 20 Item 5 Spell 25
ウェンディゴ 2 ウィンドシールド 2 インフルエンス 1
ガルーダ 2 グレムリンアムル 1 ウェザリング 2
コーンフォーク 2 ニュートラクローク 1 サブサイド 1
スプライト 2 ブーメラン 1 シャッター 1
スレイプニル 1 セフト 1
ナイキー 2 ターンオーバー 1
ナイト 2 チャリティ 1
ハリケーン 2 テレポート 2
ペガサス 1 ドレインマジック 2
ホーリーラマ 3 バイタリティ 2
レベラー 1 ホープ 1
ホーリーワード6 2
ホーリーワード8 4
ランドプロテクト 1
リコール 3

トンネルの華子さん 2 (まんがタイムコミックス)

トンネルの華子さん 2 (まんがタイムコミックス)

こちらはレギュレーション「MILD」(ジャンクション・4人戦)で使用。
踏みが発生しやすい砦周辺の土地を確保しやすく避けやすいホーリーラマが追加されてDS版以上に風属性が有利なジャンクションが舞台ということで、属性被りによる能力値のインフレ化を期待しやすいガルーダと、そのガルーダからの侵略を素手で防げるスプライト&ナイキーを軸にしたブック。
ちなみに増資対象となる砦近くの領地で素ダイス状態を強いられるのはリスクが高いと考えてマジックブーストを全切りしたのですが、ターンオーバーなんて入れる余裕があるならマジブなり何かしらの収入スペル入れとけと思ったりして。
 
戦績は2戦2勝と悪くない結果でした。
初戦はコンセプトが被った風ブック相手に散々殴りあった末、妨害スペルの被害が比較的少なかった私が高額踏みからの増資で逃げ切りに成功。
二戦目は序盤からライフォブックの厨侵略で袋叩きに遭ったものの、後半で砦付近を制圧してからは危なげなく達成…とか言いつつピンポイントで上げた城横を踏まされかける場面もありましたけどね。
  

アイ

対戦会終了後の成績発表で得点であるライフジェムを多数獲得したセプターが壇上に呼び出されたのですが、減点のリスクが少ないEASYとMILDで立ち回っていた私もその中に混じっておりました。

そんな桧舞台で披露した「カルド最高!」Tシャツはなかなかにウケたものの、その後の交流会でご一緒したaduさんから「あれはねーよ!」「あんなことやってるからカルドのイメージ悪くなるんだよ!」と全否定されてたりして。
 
そんな対戦会で最も好成績を上げたのはハイリターンなHARDレギュでライフジェムを稼いだ前述のaduさん…を僅差で上回ったつしさんでした。
受け取った優勝カップを使って祝杯をあげたかどうかを交流会の席が離れていたので確認できなかったのは、ちょっぴり心残りでありました。
 
交流会ではaduさんの他にも、40人近い大人数を収容する居酒屋を手早く抑える段取りも鮮やかさな前代々木オフ主催のEvyさんとも席が近かったので、カルドに限らないゲーム談義で盛り上がった…んですが、お二人ともシビアなリアリストだったんで妙にしょっぱい話になってたりして。
 
呑んで騒いで宿舎へ戻った後は、協力戦をロクに遊んだことのない私にヨシさんが付き合ってくれたのですが、「今のは確定でプロウ決まったんじゃね?」「なんでそこでレベル上げねーんだ!」といった調子で、どうにか勝ったけど酒と疲労でヨレヨレな私はここで電池切れ。
ヨシさんと他の何人かはその後しばらく対戦を続けていたそうですが…。
 

ヒビ

対戦会&交流会も済んで、祭りの後らしい達成感と気だるさにマッチした能天気な晴れ模様で迎えた代々木滞在最終日。
 
総勢16名の宿泊組が一致団結して対戦会場の片付けはサクっと終了。気がつけば主催のウェザリング部長が対戦マップとレギュレーションをホワイトボードに書き出してます。
 
って感じでなし崩し的に始まったプチ対戦会はDS版でも配信されていたチョイスが舞台。
散々遊んだマップではありますが、カードラインナップが一新されたことでDS版とは一味違った攻略が要求されるようになっただけに対戦前のブック調整は大騒ぎです。
 
私は前日の対戦会で使い損ねた地属性ルナティックヘアブックを軽くいじって投入したのですが、対人戦で使うのは初めてな上にカードドローもダイスもドツボ状態でボロ負け。
序盤からウィークネスにサキュバスリングにリフレクションにコカトリスを引いてやりたい事はバレバレなのに、肝心のルナティックヘアもルナストーンも出てこないまま試合終了する惨状に、他のみんなもついつい同情するという醜態を晒してしまいました。うがー!!
 
時間の余裕があればカサデガでもう一戦する予定でしたが、思った以上に勝負がもつれた卓が多くて二戦目は断念。ちょうど正午近いし食堂行って昼ごはん食べるべー…って部屋引き払う時間になっても対戦続けてる人たちがいるんですけど、このカルドジャンキーたちってばどうしましょうか。
 

ミチ

お昼も済ませたところで各自解散となりましたが、ここに来て主催のウェザリング部長がおもむろに3DSを立ち上げます。「やっと運営のこととか何も考えないでカルドできるよ!!」
…うん、お疲れ様。ほんとお疲れ様でした。
 
私も全力でお相手したかったところですが、大阪へ戻る飛行機の時間が迫ってたのであえなく断念。
 
他にももっと色んな人とお話しとけば、対戦しとけば、という心残りもありましたが、何だかんだでカルドセプト漬けだった二泊三日の旅は実に楽しかったです。
 
…帰ってからの即五日連続夜勤はマジ堪えましたけどね。