さるたに秘密メモ@はてなブログ

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\怒首領蜂/\最大!/\往生!/

去る2/23の更新で2/24〜26のロケテスト開催が告知された『怒首領蜂最大往生』公式HPを見て、ギリギリにも程があるだろ!と思いながらも関西圏で『最大往生』ロケテが遊べることにワクワクしながら急遽京都へ旅立ったんですが、

怒首領蜂最大往生
ロケテスト実施中!
2012/02/23〜02/26

…告知が出た日には既にロケテが始まってた。
CAVE広報は何やってんだ。
 
ということで片道1時間半をかけて、はるばる京都・寺町通りのゲーセン『a-cho』へ遠征してきました。
ロケテ版『最大往生』は縦向き(ってか横倒し)に設置された大型液晶ワイドモニターでプレイ中の画面を観賞できるという、蛮勇と呼ぶしかないハイクオリティなロケーション。
並んでプレイ順を待つ我々に椅子を持ってきてくれた店員さんから話を聞いたところ、『最大往生』のロケテを行うと聞いたシューティング好きの店員さんが「よっしゃぁぁぁッ!」とお祭り状態で発奮した結果、この破格と言うべきロケテ環境が完成したとの事。
ロケテスト中のゲームが他のゲームに埋もれて目立たないゲーセンが珍しくない中で、a-choの漢気には頭が下がります。
 
シューティングコーナーに『エスプレイド』と『エスプガルーダ』を並べて置いてたり、しれっと『HOMURA』を置いていたりするあたり、件のシューター店員氏のガチっぷりが窺えます。
ついでに言えば常連さんもかなりレベルが高いようで、ロケテの順番待ち中に『怒首領蜂大復活ブラックレーベル』で隠しボスのzatsuzaと渡り合ってた場面を目撃できたりしたので、観戦目的で来店してみるのもよさそうです。
 
…これって今流行りのステマじゃないかって?
とんでもない!勧める意図を隠しもしない時点で「ステルス」マーケティングなんかじゃありませんよ!
 
優良ゲーセンの話は置いといて、以下は私がロケテスト版『怒首領蜂最大往生』をプレイ&観戦した際に気付いたことを箇条書きでまとめてみました。
秋葉原で先日行われたロケテストで既出の情報が多い上に製品版では変更される可能性があること、そして多少のネタバレを含む点はあらかじめご了承くださいませ。
 
ちなみに私の戦績はA-TYPEとC-TYPEのショット強化(オートボムOFF)で3面まで到達したのが最高記録でした。
今のところ油断すると1面でも残機を持っていかれる程のスパルタンなバランスでしたが、製品版ではどうなることやら。
 
>ハイパーはボムボタンで発動、使用時に弾消し効果あり、敵弾の相殺は不可という大往生準拠の性能。ハイパー中にゲージが溜まると弾消しが発生する点と、ボムを撃つと効果が終了するのも大往生と同じ。
ハイパーの最大所持数は不明。8個のハイパーを抱えた人もいた。
尻にハイパーをジャラジャラくっつけてる姿はまるでセガのスタージャッカー(古!)。
 
>画面上部中央に「RANK」表示がある。
最初は「00」でハイパーを使うと上昇、数値が上がるごとに敵の弾速が増す様子。ハイパーを複数個貯めてから使用するとランクが一気に上がるようだが、ハイパー8個発動で8上がる、という単純な連動でもないらしい。
ランクは1ミスで0に戻る。ボムを使用してもランクは下がらず、ミス以外にランク減少要因は見られなかった。
鋳薔薇ブラックレーベル』のようにランク変動をコントロールする要素は今のところ低そう。
 
>キャラ選択時にオートボムのON/OFFを選択可能。
ONにすると被弾時に全ボムストックを消費してオートボムを発動するが、オートボムは通常より性能が大きく劣る上、ミスしてもボムの最大ストックが増えないというデメリットがあるので、任意でボムを使い切れるようになればオートボムOFFの方が有利になる匙加減になっている。
なおiPhone版の『大往生』と違って、ハイパーストックがあっても被弾時はハイパーではなくオートボムが発動する。
 
>ボムについて。
『大往生』のようなスプレッド/レーザーの撃ち分けが無い替わり…かは知らないけど、機体ごとにボムのエフェクトが違ったりする。とはいえ性能面で目に見える差はなさそう。
・A-TYPE→『大往生』のスプレッドボムを彷彿とさせる爆発
・B-TYPE→画面下から上方向への某アンデフっぽい絨毯爆撃
C-TYPE→『大復活』のボムに似たプラズマ状の光球が炸裂
 
>「ドレスシステム」は強化スタイルの選択。選んだ強化スタイルでキャラの衣装が変化する。
ショット強化→制服、レーザー強化→私服、エキスパート強化→水着と対応しており、エキスパートは難易度が大幅上昇する上級者用。光たんのスク水姿にハァハァしたい紳士諸君は腕を磨くように。
しかしメガネ&白衣&ボディコンが私服の朱理は趣味がマニアック過ぎというか、エロゲーあたりの保健教師にしか見えません先生!
 
>ショット強化は『大往生』と違ってレーザーがザコで詰まったりしないし、A-TYPEは『大復活』と違ってスピードを生かした立ち回りが有効な場面が多いなど、過去作品ほど目立って使いにくい機体はなさそう。
けどロケテで人気だったのはショット幅の広さでプレイが安定しやすいC、B-TYPE。セレクト時のセリフがどことなく嬉しげな朱理さんにちょっぴり哀愁を感じてみたり。
 
>『大復活』みたいな蜂アイテムの色変化はなし。
レーザーを当てると出現するのはいつもと一緒だが、出現させていない時でも半透明で表示されるので、隠し場所探しに苦労することはなさそう。
今回はやたら質感たっぷりに描かれているせいで背景にすっかり溶け込んでいて、それが災いしたのか見逃してた人が多かった(笑)。
 
>さんたるる氏が手がけるBGMは一面でサビの部分が異様に熱かったりと今回もいい仕事してるんだけど、従来の蜂シリーズよりも『エスプガルーダ(特にII)』に近い印象を受けた。
ザコやボスの攻撃がちょっと『ガルII』っぽい2面とか思わず覚聖したくなってしまう。
 
>今回のオペレーターは実によく喋る。
道中の中ボス出現時やステージボスへある程度ダメージを与えた時など、色んなパターンが用意されている様子。
そして自機のエレメントドールも結構よく喋る。
「システム臨界…カウントダウン開始」(真璃亜・ハイパー発動時)
「ボンバー、いきます!」(光・ボム使用時)
「蜂の巣にしてやるわ!」(朱理・1面ボス遭遇時)
サントラのボイスコレクションはさぞ賑やかになりそうだ。
 
>そういやボムを使用する時のセリフは全員「ボンバー」になってるんだよな。
「ボム」だと声に出したときのリズムが悪いせいか、はたまた『ガレッガ』『鋳薔薇』などYGWゲーでの呼称を踏襲したものか。
 
>各ステージボスのデザインは『大往生』のリファイン版といった趣き。特に機体横のパーツを破壊すると発狂する1面ボスはまさしく凄駆。
そして各ボスに「顔」が付いてることでロボットライクな見た目になっていて、ちょっと彩京のゲームを思い出してしまうなど。
 
>2月半ばに行われたオンラインケイブ祭り購入者特典の『最大往生』チラシ内のインタビュー記事で、タイトルロゴについてデザイナー若林氏が「新しいイメージで篆書(てんしょ)で書いたんですけど、なんかイメージ違う、という事でやめました」と答えていたけど、ゲーム中にはそこらじゅうで篆書体が使われていたりする。
インチキくさい東アジア的ビジュアルイメージを持つ『大往生』の後継作としてはアリな表現だと思うけど、一部シューターの蒟蒻的トラウマを刺激しないか気になったりして。